<日韓交流と連帯の足跡>連続講座を始めるにあたって
みなさん、お元気でしょうか? 突然のお知らせで失礼します。
去年5月から毎週土曜日の午前、日本にいる人達を対象にオンラインセミナーを行い、主に韓国の社会問題や日韓の歴史問題について韓国人ゲストの話を聞いてきました。この1年間で合計50回、1000人以上が参加してオンラインセミナーが行われ、さまざまな韓国社会の現場の声を日本へ伝えることができたのではないかと思います。
今回、新しい試み、すなわち<日韓交流と連帯の足跡>連続講座を始めようと思います。月1回、最後の土曜日のセミナーで日本と韓国でそれぞれ一人づつ出てもらい、本人たちが関わった昔の交流や連帯活動について話してもらう連続講座です。可能であれば、日本人と韓国人は一緒に話を聞き、質疑応答や討論ができればと考えています。
ゲストの話と質疑応答は動画を残して会員の皆さんにはユーチューブで視聴できるようにし、セミナーの内容も日本語と韓国語で文章化して次の世代にも届けようと思います。
というのも、80年代以降さまざまな分野で始まった交流や連帯について、あまり記録されていない気がします。あるいは、記録されていてもアクセスが難しく埋もれているというものもあるでしょう。民主化運動一般については研究論文などもありますが、その他の課題になると当事者とその周辺だけが知っている、あるいは記録を持っているという場合も多いのではないかと思います。あるいは、現在ではお互いに連絡が取れない場合もあると思いますが、その場合はこちらで探して連絡を取ることも可能ではないかと思います。
今のうちに記憶のすり合わせを行い、また記憶や記録が抜けている部分の穴埋めをして、交流と連帯の足跡を整理しておく必要があると思います。皆さんの協力と応援をお願いします。
また、会員で無い方は、この機会にぜひ会員になって、<韓国草の根塾>を支えてください。
いま、考えているテーマは次のとおりです。この他にも取り上げたい交流&連帯事例があればお知らせください
1. 公害問題、85年頃のオンサン病の日韓共同の調査
2. 80年代のキリスト者を中心にした民主化支援運動
3. ハンセン病施設での日韓学生のワークショップ
4. 生協運動立ち上げ時期の交流、ICOOP生協など
5. 2000年ごろの日韓共同干潟調査、セマングムと諫早干拓
6. 日本軍”慰安婦”問題、強制連行問題などの交流と連帯
7. スミダ電機などの韓国労働運動支援運動
8. 教師達の交流、歴史教育と環境教育
9. 北海道での東アジアワークショップの遺骨収集
10. 文化芸術分野での交流
<<韓国草の根塾の案内>>
韓国草の根塾は、毎週土曜日の午前10時30分から12時までZOOMを利用してオンラインセミナーを運営しています。(逐次通訳あり) 会員の会費(1ヶ月1,000円以上)とカンパで運営されており、現在会員が約120人、毎回のセミナーには約20人程度が参加しています。また、セミナー終了後、会員にはYouTubeの動画をお送りしています。
多くのみなさんが、<韓国草の根塾>のオンライン土曜セミナー(1〜3週目の土曜日)と<日韓交流と連帯の足跡連続講座>(4週目の土曜日)に参加されて、日韓の絆を深めていきましょう。
会費入金先
◎西武信用金庫 薬師駅前支店 普通 1226722 カンコククサノネジュク ◎郵便局 郵便振替口座 02730-5-28897 アンザイサトル(安斎哲)
田中が韓国在住のため、入金した旨をFBメッセジャー、またはメールでお知らせください。
連絡先 tanaka551119@naver.com /
FB個人ページ https://www.facebook.com/hiroshi.tanaka.54390
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