「下げに付き合わない基本」週刊記事(21/01/31)
下げに付き合わぬことが大事。
そのために、どうすればいいのか?
1 テクニカル上、やるものがないときはやらない。
2 陰線ケツ下げを徹底的に嫌う
3 決算発表時、その銘柄は持ちにしない
(今回のキャノンのように)
4 ブッ高値圏での好材料、警戒せよ
ましてや上場来高値近辺など論外
(今回の東京エレクトロン(8035))
5 指標銘柄、主力銘柄の動きに特注
(1/18、指数の動きに問題なかったが、
トヨタ(7203)、節7701円大きく切ってしまった。
それが後から効いてきた。
2001年9・11の大暴落、8/15以降、
仕掛ける銘柄がまったくなかった。
2008年10月、リーマンショック時も、
仕掛けられる銘柄がまったくなかった。
2011年3・11は、東芝(6502)が2週間程前に
示唆していたが、そのときも、
仕掛ける銘柄がまったくなかった。
当日、Y君と2人で後場出掛けちゃったくらいだから。
米ダウ、ナス、SP500、
いずれも2%前後の下げ。
下げ率、ほとんど変わらない。
ダウ、日足、非常に悪い。
週足は陰線ケツ下げで、これもダメ。
月足は陰線も、ケツ上げている。
ナス、日足最悪、
週足はSJIラッパで超売り示唆線。
月足は陽線ケツ上げで、悪くないが・・・。
テスラ、5%安、陰線ケツ下げで、
非常に悪い。
週足陰線ケツ下げで、これも悪い。
月足は陽線ケツ上げで悪くないが、
上ヒゲの長さ気になる。
週足BC測ると、
先週安値780ドルをC点とすると、
BC23%でまだ押し浅い。
BC30で748ドル、BC40で698ドル、
どこで止まるかに特注。
売買代金GS8700億だった。
アップル、3・7%安、代金5700億。
日足5日連続陰線で、3日連続ケツ下げ、
日足の押し深い。
週足直近にない大陰線、
陰線幅が過去にない大きさ。
月足、陰線もケツ上げで、
保っている。
アマゾン、0・97%安で陰線ケツ下げも、
ナスよりは強い。
足は日足今いちも、
週足陰線ケツ下げでそれほど悪くない。
東証N225、534円安(1・89%安)、
TOPI、1・64%安。
日足陰線ケツ下げで、
終値で25日線を大きく下回り悪い。
週足も押し深く悪い。
明日の寄り付きが大事。
50%以上否定してきての高寄りなら、
復活早いが、変わらずだと厳しい。
悪い足が多々出てる。
東エレク(8035)、村田製(6981)、
アドバンテスト(6857)、ルネサス(6723)、
SUMCO(3436)、安川電機(6506)、
TDK(6762)、日本電産(6594)、
レーザーテック(6920)、オムロン(6645)、
アンリツ(6754)、セガサミー(6460)等々、
このセクターの足、非常に悪い。
エムスリー(2413)、東京海上(8766)、
三井物産(8031)、伊藤忠(8001)、
三菱商事(8058)、日本取引所(8697)、
岩谷産業(8088)、ZHD(4689)、
任天堂(7974)、キヤノン(7751)、
オリンパス(7733)、NEC(6701)、
アマダHD(6113)、第一三共(4568)、
アステラス(4503)、キリンHD(2503)、
島津(7701)等々も悪い。
日足でケツ上げ銘柄もあるが、
大半が前段悪過ぎ。
メガバンク3行、野村(8604)、
ソニー(6758)、トヨタ(7203)、
日本製鉄(5401)、富士通(6702)、
日本郵船(9101)、商船三井(9104)、
川重(7012)等々。
日立(6501)、東芝(6502)、
住友化学(4005)、
上記の銘柄より足はいいが、
地合いには勝てそうもない。
日足でプラスだった銘柄検証(陰線の銘柄は省略)。
JCRファーマ(4552)、これが一番強い。
上ヒゲが長過ぎ、終わりそう。
大東建託(1878)、NGR139%、売り長でダメ。
商船三井(9104)、決算発表後に上伸も、
前段悪すぎてダメ、増配は魅力的だが。
取り組みも買い長になった。
三井不動産(8801)、前段悪過ぎて、
魅力ない。
大日本住友(4506)、NGR92%、
上ヒゲ長すぎてダメ。
日足で一番気になったのは、
東急不HD(3289)
この悪い地合いで、何と高値引け。
ただ出来高に魅力なし。
600円ヤリがわずか7万株しかない。
発行株数は7億株あるのに・・・。
決算
スクロール(8005)、驚異的な上方修正、
営業利益44億→64億、
配当15円~37円→52円に増配。
過去最高の営業利益は、
2000年3月期の23億円。
当時の株価は750円、N225は18800円。
ここからTPはじくと、3069円。
これが今12月期とか、来年3月期の数字なら、
いけるのだが・・・。
ワコム(6727)、営業利益100億→130億に上方修正。
過去最高は2014年3月期の86億。
素晴らしい見通しだが、気に入らないのは配当。
7・5円配当から増配なし。
村田製作所(6981)、営業利益2500億→2900億。
過去最高は2016年3月期の2754億、
当時の株価から指数換算しTP測ると8900円。
これも増配なしが気に入らない。
マキタ(6586)、ヤマトHD(9064)、
アサヒHD(5857)、アズワン(7476)等々、
上方修正し過去最高更新も、
中身にまったく魅力感じない。
株鬼の拙著はこちらです。
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