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ハンドメイドルアーの作り方 その3 内部加工編



硬質ステンレスワイヤー1mm
ウェイト(割りびし特大)
カッター
彫刻刀
ペンチ(100円均の物でOK)

キリ
ボールペン
接着剤又はエポキシ15分硬化(100均の物)
パテ(100均の物)

今回は内部にウェイトとワイヤーの埋め込みまで進めて行こうと思います。
ルアーの内部が写っている写真がネットで探しても、あまり出てこないので、今回はこちらで、内部の構造も簡単に紹介出来ればと思います。


まずステンレスワイヤーの加工から進めていきます。今回は1mmの硬質ステンレスワイヤーを使います。

↓硬質ステンレスワイヤーのリンク貼っておきます
コチラ



第1章 ステンレスワイヤーの加工


キリを当てながらペンチで丸くなる様に曲げます。硬いので怪我に注意して下さい。


2.前回作ったルアーを2つに分けます。
       


3.真ん中のアイが来る所にマークを入れます。今回はヘッド部分から4cmの場所にワイヤーが来るようにマーキングしました。



4.ワイヤーを当てながら、線の場所でL字に曲げます。



5. L字に曲げます。
      


6. この部分はフックを取り付ける場所になります。この部分もキリを使って曲げます。
       


7. 再度L字に曲げます。
       


8. この部分にもフックを取り付ける場所になります。余裕を持って少し長めに曲げると上手く行きます。


       
9. これでアイの加工は終わりになります。
    

第2章 ウェイトホールの加工

   
10. 次にウェイトが入る穴を掘ります。
彫刻刀を準備します。



       
11. ウェイトが入る穴をどこに開けるかマーキングします。
今回はシンキングペンシルを作りたいので後方重心になるように、彫刻刀で彫って行きます。まずはカッターでマーキングした線に軽く切り込みを入れると、彫刻刀で削りやすいです。
この時、なるべく重心を低くしたいので、ルアー下部のギリギリを彫ります。
ヘッド側にも一つウェイトを入れ込みます。
後方だけにウェイトを入れ込むと、リトリーブ時に、浮き上がりやすくなるので、浮き上がりを抑える為にヘッド側にも入れました。


12.掘り終わりました。反対側も同じ様に掘ります。     


13.ワイヤーが入る溝をマーキングします。



       
14.マーキングにカッターで軽く溝を入れます。


       
15.彫刻刀で掘ります。
       


16.反対側も同じ様に。
       


17.両サイド掘り終わったら、試しにワイヤーを入れとみて、ちゃんとワイヤーが入るかどうか確認します。
       

第4章 ワイヤーとウェイトの埋め込み


18.ワイヤーがしっかり入る事を確認したら、次にウェイトを入れ込みます。
今回は割ビシの特大サイズを「3つ」埋め込みます。

割りビシのリンク貼っておきます。

コチラ


19.ビシはワイヤーに噛ませてOKです。
       


20.挟みます。
       

第5章 接着


21.接着剤又はエポキシで接着します。
今回は接着剤で接着しました。
       



22.接着するまで待ちます。この様に挟む物があると便利ですね。はみ出した接着剤などは、ティッシュ等で拭き取って下さい。
       

第6章 パテ埋め

23.しっかりと、くっ付いたら、三箇所のアイの隙間をパテで埋めます。

パテが固まるまで待ちます。

今回はここまでになります。

次回はいよいよ削って行きます。

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