漢検を始めて11年で得たもの

タイトルを見たとき、「なぜ節目のよい10年と書かずに、11年と書くの?」と思う人がいるかもしれません。
それは、私が初めて漢検を受けた日が(2011年第2回の試験日(2011年10月23日))だったからです。そして、今回の試験日(2022年第2回の試験日(2022年10月23日))と同じ日でした。そのときは小2でした。小2といえば、九九を覚えたりしたな。懐かしいし、早いな(感慨深いな)。しかし、もう大学1年生なんだもんな、、、

初めて受けたときは漢検公式の問題集「1年生のかんじがくしゅう」を使っていました(今は絶版です)。そのときから、漢字が好きだったのかな。そして、この頃から漢字に目覚めて親に言われたやり方はあまりしなかったと思います。

ここから、漢検を始めて11年で得たものを書いていきたいと思います。十つ書いていきたいと思います。

一つ目は漢字に対する意欲が湧いたことです
もともと、大辞林(三省堂発刊)の辞典にある漢字の一覧みたいなのをノートに書いたり読んだりしていました。例えば、「緊」を街中で見ると、3級で学習する漢字だなと思ってしまいます。

二つ目は漢字の知識が増えたことです
国語の授業で象形文字や形声文字などを学習しました。この漢字はこの部類に入るなと思ったりしました。

三つ目は漢字が好きになったことです
漢字は5万字以上あるといわれています。その中で自分の好きな漢字を見つけたり知ったりできました。また、漢字の授業のときは楽しかったです。

四つ目は漢字の問題が出たときに率先して答える(言える)ことができることです
例えば、「この漢字、読める?」と聞かれたときに、すぐに答えることができます(答えられる雰囲気にもよりますが…)。

五つ目は国語の時間などで、ふりがなを付けずに読めることです
例えば、授業中に先生から「ここ、読んで」と言われることがあります。私は自分の学年より上の学年の漢字を学習していたので、スラスラと読むことができました。

六つ目は先生や友達に「凄い」と言われたことです
例えば、漢検準1級を一発合格したときは、先生や友達から「凄い」と言われました。また、「次、何級を受けるの?」と言われて、次の級も頑張らないといけないなと感じました。

七つ目は友達などに「漢字、教えて」と言われたことです
クラスの人から分からない漢字を私に聞きにきてくれました。そして、私は頼られることが嬉しかったです。

八つ目は小学校のときに、漢字係をしていたことです
小学校の国語の授業のとき、漢字の時間に前に出て、その漢字の画数や注意するところなどを教えていました。

九つ目は高校入試、大学受験で有利になったことです
資格のところの欄に「漢検〇級合格」というふうに書けることができました。また、国語の試験のときに、確実に漢字の読みや書き取りなどを取ることができました。

十つ目はTwitterを開始したことです
私は2年前(2020年)にTwitterを始めました。そこで、漢検1級や漢検合格を目指している人のTwitterのフォロワーさんとつながることができました。また、フォロワーさんのツイートを見たりして「私も頑張ろう」と思うようになりました。

こうやって書いてみると、いろいろなところで活躍できたり有利になったりしています。
また、漢検は取っても役に立たないと聞いたり言われたりすることがあります。しかし、私は漢検を受けた方が良いと思います。
実際、現在では紙で書くということが少なくなっています。
この時代だからこそ、漢字を書いたりすることが私は重要だと思います。そして、いつか自分が「漢字で得をしたな」と思えるようになってくれたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?