(詩)20年の長い旅2(日付不明2019年頃)

私にとっての原点

自分らしさは 20年前

まだ私が 私でしかなかった頃

自分で電話線をひいて

テレホーダイでチャットをして

PHSが何台もあって

Mちゃんと散歩して

ゲームをして

ゆずのライブに行って

部屋が散らかっていて


ほとんどの事を手放してきた

今 手元には残っていない

けど   原点だった



手放しても

一生 私の中からはなくならない

大切な原点

自分が前へ進めなくなったら

何もかも 嫌になったら

心の中の あの頃へ戻ればいい

そこには 夫も子供も入れなくていい

私だけの世界

あの頃好きだった事に包まれればいい

そこからは必ずエネルギーをもらえる

だって そこが私のふるさとだから



私の好きなことは 少し遅めの頃

十代の頃のしゅみは

友達の好きな事や

姉の好きな事を

そのままなぞっていた

就職して お金を手に入れ

欲しいものを買い

面白そうなことにお金をつかい始めた

きっとそんな頃

だからきっと

私の好きな事のエッセンスは

21歳の頃の私なんだろう

反抗期だった あの頃の私 なんだろう


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