マガジンのカバー画像

ウエノカナコの詩

61
以前から書いていた詩を、不定期でnoteにあげていきます。日付が残っていれば日付を入れます。私の心の叫びです。 過去の詩にも、後からタイトルを付けることにしました(2021/3/…
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

(詩)嫌々

今までいろんなことをやってきた。 「やるべき」と思うことをやってきた。 嫌々。 だってそれが私の仕事だと思っていたから。 ある時気付いた それは私の仕事なんだっけ・・・? 「やるべき」ことには 「やって欲しい」が混ざってた。 本来はお願いされるはずのことが 「やるべき」というラベルを付けて 私の仕事に紛れ込んでた。 私はその紛れていた、仕事のラベルを剥がしていった。 嫌々やっていたことから「やるべき」というラベルを剥がした。 そして、やらなくなった。

(詩)雨乞い

僕は あなたに説得されたことはない。 あなたの言うことを受け入れて行動を変えたわけではない。 だってあなたは 僕があなたの望む行動を始めるまでずっと言い続けるでしょう? 絶対にあきらめないでしょう? あなたがやっているのは雨乞いの儀式。 雨乞いの儀式をやると必ず雨が降るんだって なぜって 「雨が降るまでやる」からさ。 あなたは僕に あなたが僕にやらせたいことをするまで「乞う」。 僕はそれが分かってからは 「儀式」がはじまると、面倒だからすぐ応じるように