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【本のあるところ ajiro】宮野真生子『言葉に出会う現在』刊行記念「ここにいることの不思議〜"Barみやの"のカウンターへようこそ」逆巻しとね×奥田太郎(司会:藤田尚志)トークイベント

宮野真生子『言葉に出会う現在』刊行記念トークイベント
「ここにいることの不思議〜"Barみやの"のカウンターへようこそ」
逆巻しとね × 奥田太郎  司会:藤田尚志

2019年の夏にこの世を少し早めに旅立った宮野さんの三冊目の単著が、このたび上梓されました。本当なら、宮野さんをゲストにお招きしてのトークイベントを開催したいところでしたが、宮野さんは少し遠くにいて姿を現すことが難しいとのことなので、宮野さんとちょっぴり濃いめのつながりのある逆巻・奥田が、本書をめぐって、宮野さんがその場で聴けずに悔しがるようなディープなトークをすることになりました。
 改めて考えてみると、なぜこの2人(司会者を入れれば3人)が今回一堂に会するのか、その理由は、宮野真生子という哲学者との間に「巻き込み・巻き込まれ」の関係があったから、としか言いようがありません。もしかすると、この日この会場は、宮野さんがバーテンを務める"Barみやの"のカウンターと化して、逆巻・奥田=常連客とともに参加者のみなさんとわいわい語らう場となるのかも。
 さあ、みなさん。本のあるところ ajiroで全国に先駆けて発売される宮野さんの新著を片手に、そこの暖簾をくぐって、ふらりとお立ち寄りください。
 
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日時:2022年7月23日(土)15:00~17:00(開場14:30)
出演:逆巻しとねさん、奥田太郎さん、(司会)藤田尚志さん
会場:本のあるところajiro(福岡市中央区天神3丁目6−8−1B)
参加方法:会場参加 or ライブ配信(YouTube・2週間アーカイブ付)
参加費:1500円
書籍代:3300円
お申込:①会場参加+書籍セット(4800円)
    ②ライブ配信+書籍セット(4800円・送料無料サービス)
    ③会場参加のみ(1500円)
    ④ライブ配信のみ(1500円)
主催:本のあるところajiro
お問合せ:ajirobooks@gmail.com(担当:坂脇)
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会場参加の方にも、チケット購入時に配信URLが付いてきます。
お客様がリアルで参加されたイベントの様子をあらためて録画でご視聴いただけます。

【出演者プロフィール】

逆巻しとね(さかまき・しとね)
1978年生。学術運動家/野良研究者。専門はダナ・ハラウェイと共生・コレクティヴ論。本書第八章「「いき」な印象とは何か」の仕掛け人。
連載に、生きのびるブックス「自由と不自由のあいだ 拘束をめぐる身体論」、DOZiNE「ガイアの子どもたち」。論稿に「喰らって喰らわれて消化不良のままの『わたしたち』――ダナ・ハラウェイと共生の思想」(『たぐい vol.1』 亜紀書房 2019年)など。共著に『在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活』(荒木優太編 明石書店)、『コロナ禍をどう読むか 16の知性による8つの対話』(奥野克巳+近藤祉秋+辻陽介編 亜紀書房 2021年)がある。

奥田太郎(おくだ・たろう)
1973年生。南山大学社会倫理研究所所長。専門は哲学、倫理学、応用倫理学。本書の編纂責任者。
著書に、『倫理学という構え』(ナカニシヤ出版、2012年)、共編著に、『失われたドーナツの穴を求めて』(さいはて社、2017年)、『責任と法意識の人間科学』(勁草書房、2018年)など。コリンズ&エヴァンズ『専門知を再考する』(名古屋大学出版会、2020年)、シュレーダー=フレチェット『環境正義』(勁草書房、2022年)の監訳を務める。宮野さんとの共通の友人・研究仲間で、膵臓がんで亡くなった福島清紀氏の論集『寛容とは何か:思想史的考察』(工作舎、2018年)を宮野さんたちとともに編纂した。

藤田尚志(ふじた・ひさし)
1973年生。九州産業大学教授。Ph.D(哲学)。専門は哲学、フランス近現代思想。本書第六章「近代日本における「愛」の変容」の収録されたシリーズ三巻本「愛・性・家族の哲学」の編者。
著書に、『ベルクソン 反時代的哲学』(勁草書房、2022年)。共編著に『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』(2016年)、『ベルクソン『物質と記憶』を診断する』(2017年)、『ベルクソン『物質と記憶』を再起動する』(2018年)(いずれも書肆心水)、共著にMécanique et mystique(Olms, 2018)ほか。訳書にアンリ・ベルクソン『時間観念の歴史』(共訳、書肆心水、2019年)、マルセル・ゴーシェ『民主主義と宗教』(共訳、トランスビュー、2010年)ほか。

【書誌情報】
宮野真生子『言葉に出会う現在』(ナカニシヤ出版)
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b608302.html

【PROJECT マキコミヤ 】
(その他のイベントはこちらもご覧ください)
https://www.project-makikomiya.com/portal

7月17日発売


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