
【本のあるところajiro】『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』(コトニ社)刊行記念「大川史織さんと話す『憶えている』、そして「みずき書林」岡田林太郎さんのこと」(12/18)
『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』(コトニ社)刊行記念
「大川史織さんと話す『憶えている』、そして「みずき書林」岡田林太郎さんのこと」(聞き手:藤枝大)

ひとり出版社「みずき書林」の岡田林太郎さんが2023年7月3日、45歳で亡くなりました。
『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』はそんな岡田さんの出版社立ち上げから末期がんによる死の直前までの5年間の記録です。
生前の岡田さんとお付き合いがあり、「みずき書林」から『マーシャル、父の戦場』『なぜ戦争をえがくのか』などの著作も出されてきた映画監督の大川史織さん。
大川さんと一緒に『憶えている』を読み、話しながら、岡田さんとの交流についてもうかがう60分です。
日時:2023年12月18日(月)12:30〜13:30 ※12:15から開場します
出演:大川史織さん(映画監督)、藤枝大(書肆侃侃房/本のあるところ ajiro)
参加費:500円(当日のお支払い、予約不要)
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:藤枝)
ご予約は必要ありません。会場も通常のイベントのようにはいたしません(マイクも使わないと思います)。すこしクローズドにした空間で、大川さんとゆっくりじっくり、お話しする時間にしたいと思っています。
【出演者プロフィール】
大川史織(おおかわ・しおり)
1988年、神奈川県出身。18歳の春休みに参加したマーシャル諸島へのスタディツアー(2007年)がきっかけとなり、大学卒業後3年間首都マジュロへ移住。映画『タリナイ』(2018年)、『keememej』(2022年)監督。編著書に『マーシャル、父の戦場——ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(2018年、みずき書林)、『なぜ戦争をえがくのか——戦争を知らない表現者たちの歴史実践』(2021年、みずき書林)がある。年明けにもマーシャル諸島へ撮影の旅に出る予定。
藤枝大(ふじえ・だい)
書肆侃侃房の編集者。「本のあるところ ajiro」に立ち上げから関わる。編集を担当した書籍に『私が諸島である カリブ海思想入門』(中村達)など。
『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』(コトニ社)
創業からその最期まで、〈ひとり出版社〉5年間の軌跡
老舗出版社の社長から転身、一念発起し、2018年春に、ひとりで出版社〈みずき書林〉を独立創業。その後、2021年に末期がんになった40代男性が、出版活動、病い、そして家族への思いを、その最期まで、文字どおり全身全霊をかけ書きつづった、〈ひとり出版社〉5年間の記録。
【関連情報】
映画『タリナイ』特別配信
期間:2023年11月20日〜2024年1月9日 寄付チケット:1000円
特典映像(43分) 2018年10月2日@アップリンク渋谷上映後、岡田林太郎さんをゲストにお迎えした回のトーク〈記録映像〉
【大川史織さん福岡イベント情報】
①書店員が「好き」を紡ぐ~マーシャル諸島を語る~
日時|12/17(日)14:00〜16:00
場所|九大伊都 蔦屋書店 アートラウンジ
参加費|無料
②『keememej』上映会(西南学院大学)
日時|12/18(月)17:30〜20:10
場所|西南コミュニティセンター
参加費|無料 事前申込不要
※上映後、座談会あり。
参加ご希望の方は以下のページ記載のメールアドレスへご連絡ください

③『keememej』九大上映会
日時|12/19(火)16:40〜19:00
場所|九州大学伊都キャンパス 共進化社会システムイノベーション施設2階ホール
参加費|無料 どなたでもご参加いただけます
