【本のあるところajiro】「嫉妬・承認欲求・民主主義――『嫉妬論』(光文社新書)刊行記念トークイベント 」
◆日時
2024年4月26日(金)19:00~20:30(18:30開場)
◆場所
本のあるところajiro(福岡市天神)
http://www.kankanbou.com/ajirobooks/
◆形式
会場観覧(定員最大20名)/オンライン視聴(1か月のアーカイブ視聴チケット付き)
参加費:1650円
◆出演
山本圭さん
橋本紘樹さん(聞き手)
お申込みはこちらから
①会場参加チケット
②配信視聴チケット
現代社会を見つめるにあたって、どうして嫉妬や承認欲求が問題なのでしょうか? それは、これらがきわめて個人的な情念であるだけでなく、同時に私たちの社会や政治と密接に関係しているからです。例えばSNSで人々は日夜、他人の投稿に嫉妬したり、自分の独自性を認めてもらおうと熾烈な争いを繰り広げています。興味深いことに、こうした世にありふれた嫉妬や承認欲求という感情は、私たちの民主主義を理解するための鍵でもあるのです。それでは、これらの感情と民主主義のあいだには、一体どのような関係があるのでしょうか。本イベントでは、『嫉妬論――民主社会に渦巻く情念を解剖する』の刊行を記念して、著者の山本圭氏と批判理論の研究者であり、レクヴィッツ『幻想の終わりに』(人文書院)などの翻訳のある橋本紘樹氏が、嫉妬と承認欲求をキーワードに、民主主義の本性とこれからについて展望します。
「嫉妬・承認欲求・民主主義――『嫉妬論』(光文社新書)刊行記念トークイベント 」
・日時
2024年4月26日(金)19:00~20:30(18:30開場)
・出演
山本圭さん
橋本紘樹さん(聞き手)
・会場:本のあるところajiro(中央区天神3-6-8-1B)
・参加方法:会場参加 or ライブ配信
・チケット:会場・配信ともに1650円(税込み)
・配信方法:YouTube(1ヶ月アーカイブ付)
お申込みはこちらから
①会場参加チケット
②配信視聴チケット
・主催:書肆侃侃房
・お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:倉本)
【登壇者プロフィール】
山本圭(やまもと・けい)
1981年京都府生まれ。立命館大学法学部准教授。名古屋大学大学院国際言語文化研究科単位取得退学、博士(学術)。岡山大学大学院教育学研究科専任講師などを経て現職。専攻は現代政治理論、民主主義論。著書に『不審者のデモクラシー』(岩波書店)、『アンタゴニズムス』(共和国)、『現代民主主義』(中公新書)、共編著に『〈つながり〉の現代思想』(明石書店)、『政治において正しいとはどういうことか』(勁草書房)、訳書に『左派ポピュリズムのために』(シャンタル・ムフ著、明石書店、共訳)などがある。
橋本紘樹(はしもと・ひろき)
1992年、滋賀県生まれ。九州大学大学院言語文化研究院助教。専門は、47年グループやフランクフルト学派を中心とする現代ドイツ文学・思想。松山大学経済学部特任講師を経て、2023年度より現職。訳書に、『幻想の終わりに』(アンドレアス・レクヴィッツ著、人文書院、共訳、2023年)、『新たな極右主義の諸側面』(テオドール・アドルノ著、堀之内出版、2020年)など。主要論文に「アドルノにおけるハイネ講演、あるいは文化批判と社会」日本独文学会機関誌『ドイツ文学』第156号(第59回ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞)。
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