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オリジナル曲

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自作音源。弾き語りとバンドデモ。
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#弾き語り

ほむら(オリジナル・弾き語り)

ほむらの中 かじかんだ愛の唄 映る言葉 願いを詰める 遠い君は また悩んでいた それら垢が 集まってできた種子を 息吹に乗せて はっと舞い上げた 完成はしないから 美しいんだ この街のぬくもりが また明日を創る 片の手に詰め込んで 行こう 行こう 行こう ............................................................. 『ほむら』 詞曲:石原卓弥 ............................................................. 自分の発信が、 誰かの支えになるように。

鼓動(オリジナル・弾き語り)

『鼓動』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 行方知らずの 雑踏にもまれてしまった 交差点を行く 人の波に 流されながら 知らず知らずに僕は 傷ついていくのだろうか 点滅は加速し 間に合わないまま 取り残されて いく 横断歩道の 黒い方へ 息も絶え絶えに 溺れていく 隣で光が差す 「貴方の鼓動が 弱く光るのが 私の心に 確かに届くよ 貴方の鼓動が 続きますように」 二人は知らない 深海の中で 抱き合って 地上では 点滅が加速し 行き急ぐ波 黒い殻を まとう人 眺めながら その一部に 染まらぬよう 逃げてきたんだ それでもなお この世界は 進み行くから 「荒波のなか 行けるように 黒い殻を 私が溶かすよ」 「貴方の鼓動が 強くなれるように 私の鼓動を 貴方に捧ぐよ 貴方は 何も 知らなくていいの」 二人はそのまま 光の筋の先で 抱き合って 白い方へ

叫び(デモ・オリジナル・弾き語り)

『叫び』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 一度出してみた答えが もどかしくて苦しいんだ ここにとどまる思いが 自分を 狭めているようで 海が見たいと思った 複雑な 理由なんていらない ここからどう這い出していくか きっかけが欲しかっただけ 宵は静かに 心を殺す つくられて抱いた 夢も希望も まっさらに 消し去られたら 嗚呼 波音も 嗚呼 しない闇へ 嗚呼 今叫んで 嗚呼 自由になる 一度出してみた答えが 本物でない 気がするんだ ここにとどまる思いが 自分を 繕っているようで 海が見たいと思った 単純に 逃げたかったのかもしれない ここからどう這い出していくか きっかけが欲しかっただけ 宵は刃を 静かにかざす とらわれて縛った 過去も未来も まっさらに 切り裂けたなら 嗚呼 のしかかった 嗚呼 うやむやを 嗚呼 今叫んで 嗚呼 脱ぎ捨てろ 嗚呼 宵は過ぎ 嗚呼 月が照らす 嗚呼 この叫びで 嗚呼 自由になれ

遥か(オリジナル・弾き語り)

『遥か』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 空間を 僕のサーチライトで 照らした 夜の染色体は とりあえず 色を単色化して 秋から 冬に変えていく 生活は 徐々に簡略化して 心はただ磨り減っていく とりあえず 今日も闇の中 一日が終わる 繰り返す 日常を 終わらせるために 味の無さに 気づけたなら 息を吹き返せ 遥か 遥か 遥か遠い世界を 越えて 越えて 大人になりたい 春が 春が 足音を掻き立てて 越えて 越えて 来るその日までに また 進めるように 生活は 徐々に簡略化して 心はただ磨り減っていく 休日も 特に何もせず 一日が終わる だからこの瞬間を 僕はヘッドライトで 照らして 夜の染色体に とりあえず 色を足してそれから 何かはじめよう 冷えきった 街の中 北風は吹いて その痛さに 気づけたなら 息を吹き返せ 遥か 遥か 長い冬の世界を 越えて 越えて 大人になりたい 春が 春が 足音を掻き立てて 越えて 越えて 越えて来る日へ 遥か 遥か 遥か遠い世界を 越えて 越えて 大人になりたい 春が 春が 足音を掻き立てて 越えて 越えて 来るその日までに また 進めるように 生活が徐々に簡略化して 失った日々を取り戻せ とりあえず、ではない目当てを 胸に抱いて

星が見える街(オリジナル・弾き語り)

『星が見える街』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 春の夜は 長く暗いようだ 街灯が 照らす道を走る 三月の 淡い風に吹かれ 今君は 新しい街へ 憧れと 不安を抱いて 君の住む街に 星は見えぬけど 深い闇の先も 照らせるように 僕の住む街に 見える星たちの 光を集めて 冷たい 雨粒にうたれ 街灯が ぼんやりと光る 新しい 不安の日々で 憧れを 忘れてはいないかい まだ春の夜は 長く暗いから 君の心に 潜む寂しさや 深い苦しみも 越えられるように 僕の住む街に 見える星たちを 集めて  通った坂道 桜の並木と あの日見た星空は 永遠に 僕の住む街に 見える星たちを 忘れないように 君に届くように 願い続けるよ また会えるように 元気で 君の住む街に 星は見えぬけど 深い闇の先も 照らせるように 僕の住む街に 見える星たちの 光を集めて

夕立(オリジナル・弾き語り)

『夕立』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 幻影 食らいついた空に 黒い影 覆い隠し不鮮明 雨風 吹き荒れるホームに ひとり ひとりの人生 幻影 疲れきった人混み 雷鳴 かき消され不透明 雨風 吹き荒れるホームに ひとり ひとり何を思う 電車の窓から 見える雨粒が 僕らの世界を 白く染めてった 電車の窓から 見える雨粒が 僕らの心を 濡らした 冷静 になれないように 東京 狭い谷を走る 雨風 吹き荒れる心に ひとり 寄り添ってくれないか 次第に雨粒は 姿を消し 電車の窓から 見える夕焼けが 僕らの世界を 紅く染めてった 電車の窓から 見える夕焼けが 僕らの世界に 明かりを照らす 電車の窓から 見える夜のはじまりが 紅く 美しくて 早く あなたに 見せたくなって 早く あなたに 会いたくなって

呼吸(オリジナル・弾き語り)

『呼吸』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 全然足りてないんだ 僕の心も 全然足りてないんだ 僕の気持ちも 全然決まらないんだ 僕の心も 全然決まらないんだ 目指す方も 暗礁でつまずいて しどろもどろ だんだん焦りだして 鈍る前に 化膿したふたつの 傷から流れた 赤い血が競って 照準を合わせ 加速した呼吸が 壊れないように 此処で吸ってはいて 目指す方へ 全然怖くないさ 僕の心も 全然怖くないさ 先の世界も だんだん血が通って 熱くなって だんだん目が開いて 熱くなって 化膿したふたつの 傷から流れた 赤い血が競って 照準を合わせ 加速した呼吸が 壊れないように 此処で吸ってはいて 目指す方へ 目指す方へ

故郷の空(オリジナル・弾き語り)

『故郷の空』 詞曲:石原卓弥 ................................................................... 夏の太陽が 照らして あの街の景色が やってくる 肩の力さえ 落として あの頃の景色を 思い出して 今君の目に 映る世界は どんな色かな 濁ってないかい 肩の力さえ 落として あの頃の自分を 思い出して 今君の目に 映る世界は 当たり前では ないということ 時を粗末に しないように 故郷の空を 思い出して