見出し画像

Your/My Love Letterを読んでみた。

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

お初にお目にかかります。

びるど、と申します。

今回はソーシャルゲーム『アイドルマスターシャイニーカラーズ』の

ゲーム内イベントコミュ『Your/My Love Letter』を読んでみての感想を述べていきたいと思います!

(感想とは名ばかりで、実をいうとクソデカ感情を抱えていられずに吐き出したくなっただけというのは内緒。)

さて、まず読み終わって言いたいことは。
「生きる希望をありがとう」ですね。

そう思った理由をいくつかの段階に分けて話していきたいと思います。

1,あなたの名前は?

まず、というかこれが話したすぎるからこの感想を書いてまでありますw

なので!もう一度「あなたの名前を教えてください」


私が思うに、この質問に答えられない人間はいないはずですよね。

なぜなら私たちにはたった一つの確かな答えなまえがあるからです。

我々に備わっている名前というものは、当たり前のようで、不思議なものです。

変な表現かもしれませんが、私はそう思っています。

とまぁ、ひとまとめに名前といっても色々ありますよね。

本名ペンネームハンドルネームなど様々な形で私たちを定義してくれています。
ほら、今だって、私は"びるど"というハンドルネームがあるから、読者である皆さんに存在を認知してもらえています。

このシナリオは、それらを重きに置いたシナリオだったと思います。

ここからは個人的な解釈ですので、苦手な方は読み飛ばしていただいて構いません。

2.イベントコミュ名について

まず、シナリオの表題の「Your/My Love Letter」についてですが、これには様々なミーニングが詰まっているような印象を受けました。

まず一つ目に直訳で『恋文』
これは劇中甜花のラジオに届くメールや手紙のことを表していると思います。
というかこんなこと言わなくても誰でもわかりますねw

なのでとっとと二つ目『愛や心配等の暖かみのある言葉』です。

今回はシャニマスのシナリオでは珍しく良い人しか登場しなかったように思います。
それはこのテーマがあったからではないか、とそう思います。

ただ、優しさというものは時に残酷で。
劇中で、ピアスの女性は上司や部下の優しさに晒され「自分の無力」を実感したり、高校教師は優しすぎるが故に保護者から「先生らしくない」ということを言われています。

今回のこの優しさの棘は私の心に強く刺さると共に、人間の面倒臭さを実感させました。

続いて三つ目、『直接届くことはないけれど確かに持っている想い』です。

手紙や口頭で伝えなくても確実に自分の心の中にある様々な思い。
劇中で言えば、メイクもまだあまりしたことがない女子高生が甘奈に憧れてリップを購入していたり、年配の男性が年甲斐もない、と思いながらアルストロメリアのCDを購入していたり。
直接的に好意が伝わるわけではないものの、そこには確かな想いや熱意があったように感じます。

(年配の男性が自意識過剰になりながらもCDを買うシーンは本当に好きになるのには年齢なんて関係ないっていうのが色濃く出ててとてもお気に入りなシーンです)

そして、最後になります、四つ目は『名前』です。

最初に言いました通り名前というものは、自分を定義してくれています。

でも社会で生活していると、どこか、流れるような時間のせいで自分の名前を名乗らなくても良いような気がしたりしませんか?

誰も自分のことなど興味は無いだろう、自分のことを知っていたとしてもいつかは誰かの記憶からも薄れていってしまうのだろう。

そう思ったときに、自分は自分であるが、他人は他人である。
というような意識になると思います。

なぜなら自分に興味を持たない人間に人間は興味を持てないからです。

そうなってしまっていたのが、コンビニの店員だと思います。
コンビニの店員は他人は全員モブだ、と言っていたり、アルストロメリアの曲は良いが歌っている人達には興味が無い、と言っています。
なんなら劇中ではただの時報として扱っています。
バケモン

そんな能動的な生活を送っていた彼でも確かな名前を持っていました。
そして、その名前を呼んでくれそうな高校の友達という存在もありました。

名前ってとても面白くて、呼んでもらえると嬉しいんです。

例えば今日初めて会ったばかりの人とか、久しぶりに会った友達や恋人とか、好きなアイドルとか、はたまた、今は離れて暮らす家族とかね。

それが本当に強く表れていたシーンが。
桑山千雪が「みんなのことを教えて下さい」と言ったあとのこのシーン

アルストロメリアに背中を押されるように
メッセージを送る父。
どこか照れくさそうにメールを返す娘(ピアスの女性)
名前と祝福の言葉を贈る父

いや、名シーンすぎな!!!!!!!!!!!
見直してて泣いたわ畜生!!!!!!!!!!


……
………すみません、少々取り乱しました。

このシーンを見たとき「あぁ、名前って素晴らしいものだな」と強く思ったんです。
理由を下に綴ります。

人は自分の子孫へ名前をつけるとき、色々な想いを込めて名前をつけます。 
それって、似ていませんか?
それって、親から子への『恋文』にそっくりじゃありませんか?

愛くるしい赤子を抱きしめ、この子はどんな子へ育つのだろう、どんな人生を歩んで行くんだろう、と期待を大きく膨らませながら、まずは沢山の愛のこもった名前ラブレターを添えてあげるんです。

我が子が世界で唯一の存在であるために。

その願い通り、育っていくかどうかはわかりません。
でも良いのではないでしょうか。
結局のところを親は名前を添えただけですので、それとは違うように育ったならばそれもまた一興でしょう。

これらのことからこの表題、
『Your/My Love Letter』には、
『親愛なる貴方/私の名前』という意味が隠されていると思いました。

3.最後に

え〜拙い文でしたが、私の初感想noteは以上となります。
なんというか、今回のコミュは生きる活力を与えてくれるとても良いコミュでした。
正直コロナワクチンの3回目で体調を崩しまくって死んでいた私に生きる希望を与えてくれてありがとうな!!高山!!
あと、オタクは命を救われた経験を元にそのコンテンツを親だと思ってついていく習性があるので、もうシャニマス離れられなくなっちゃったねぇ〜〜
って感じで、ふんだんにネタバレを含んでしまいましたが、素晴らしいイベントコミュですのでね、読んでいない方はぜひ読んでいただければ良いなと思います。

283プロダクションはいつでもあなたを待っています。

それじゃあばいばい〜〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?