うろ覚えのわらべ唄

せっせっせーのよいよいよい
(記憶なし)涙がボーロボロ、ボーロボロ
ボロボロ涙を拭―きましょ 拭―きましょ
拭―いたハンカチ洗いましょ 洗いましょ
洗ったハンカチ絞りましょ 絞りましょ
絞ったハンカチ干―しましょ 干―しましょ
干―したハンカチ畳みましょ 畳みましょ
畳んだハンカチ直しましょ 直しましょ
直したハンカチ鼠がガーリガリ ガーリガリ
ガリガリハンカチ捨―てましょ 捨―てましょ
捨―てたハンカチお巡りさんがアップップ


1979(昭和54)年頃に福岡で流行っていた童歌。
冒頭で「お寺の和尚さん」だか「お寺の花子さん」だかが泣くのだが、その理由は忘却につき不詳。最後はにらめっこで終わる。
大体、2人で向き合って同じ動作(絞ったり畳んだり)をする。「直しましょ」ではタンスの引き出しにしまうような仕草をするのだが、この動作を「直す」と言うのは関西や九州に多いらしい。
ネットで調べると一昔前の東北地方でも似たような童歌があったようで、”ハンカチ”が”袂(たもと)”になっていた。

他人と安易に手を繋ぐことすら憚られるこのご時世、こうした手遊びも廃れていくかも知れないと考えると少し物悲しくなる。

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