入管庁を庇いた過ぎる維新の会

>「ウィシュマさんの映像を総合的に見ていきますと、よかれと思った支援者の一言が、皮肉にもウィシュマさんに“病気になれば仮釈放してもらえる”という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できません」

先ず、「支援者の一言」「淡い期待」等は映像としては見えて来ない。また穿った見方をしているので「ウィシュマさんの映像を恣意的・懐疑的・偏向的に見ていきますと」とアナウンスするのが正しい日本語である。

それより「否定できない」から何だというのだろう。
仮に「ウィシュマ氏の詐病の演技が下手だったから医師に見抜かれた」のが事実だとしても、実際に病死している以上、医師の診断や入管庁の対応に誤りがあったのは明らかであり、支援者の側に論点を摩り替えても意味がない。
ただの詭弁・揚げ足取り・批判の為の批判だ。

先の選挙で勢力を伸ばし、どこか浮ついている維新。その会員であるイシンジャーには役所嫌いな人物が多いが、その排外主義的思想を具現化してくれる入管庁に対しては扱いが異なるようだ。
しかし、擁護しようとする意識が空回りして支離滅裂。
これが海外に流れるのだから、日本の恥でしかない。

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