外来語

 新しい文化が生み出されるとそれを表す新しい言葉が作られる。新しい文化が海外から入ってくると、言葉も入ってきて、それが一般化されて定着すると外来語になる。さらに時間がたつとそれが外来語だったかどうかも分からなくなってくる。
 外来語の例としてよく出てくるのが、大航海時代に伝わった、ポルトガル由来の言葉(カステラ、カルタ、ビードロ、ボタン)や、江戸時代のオランダ語由来の言葉(カバン、コップ、ビール)。
 開国後、明治時代にはドイツ語や英語が入ってくる一方、それを日本語にした新語が作られた。文化、経済、野球、民主
 漢語は日本語の骨格になったので、わざわざ外来語ということはないし、中国でも新語が生まれてるんでしょうけどあんまり入ってこないですね。
 知らない間に侵入しているサンスクリット語もあったりしますね。
 ヨガの周辺には、新しいサンスクリット語起源の外来語が生み出されているようです。
 食べ物の名前は、導入にともなって、外来語が生み出されていきます。中華料理・韓国料理の名前は大勢力を形成しています。食べ物の名称ではイクラがロシア語で、明太子が朝鮮語、かぼちゃやジャガイモ、さつまいも、唐芋、西瓜は外来語ではありませんが食べ物が他国から入ってきた痕跡がみられます。

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