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味の素

味の素ってグルタミン酸100%かと思ってたら、1960年から、5'-イノシン酸ナトリウムが、1968年から、グアニル酸ナトリウム が添加されていて、1984年からグルタミン酸ナトリウム 97.5%、イノシン酸ナトリウム 1.25%、グアニル酸ナトリウム 1.25%になっていました。

ちなみに、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸はうま味物質として知られています。グルタミン酸はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の中の一つ。また、イノシン酸、グアニル酸は核酸に分類されます。
これらのうま味物質はさまざまな食品に含まれています。グルタミン酸は昆布や野菜などに、イノシン酸は魚や肉類に、グアニル酸は干しきのこ類に多く含まれています。

1960(昭和35)年10月11日に、当社は昆布のうま味に鰹節のうま味を加えた新しい調味料である、世界初の複合調味料「味の素®プラス」は、グルタミン酸ナトリウム98%、に5'-イノシン酸ナトリウム2%をコーティングしたものでした。
翌1961(昭和36)年には、イノシン酸ナトリウムの添加量を倍の4%にした複合調味料「強力味の素®プラス」を発売。競合他社もこの年から武田薬品工業(株)が5'-リボヌクレオタイドナトリウム(イノシン酸ナトリウムとグアニル酸ナトリウムの混合物)8%の「いの一番」、ヤマサ醤油(株)がイノシン酸ナトリウム12%の「フレーブ」を発売したため、新しくできたばかりの複合調味料市場において激しいシェア獲得競争が展開されました。
1962(昭和37)年11月21日に12%のイノシン酸ナトリウムをMSGにコーティングした複合調味料「ハイ・ミー®」を発売しました。
家庭用うま味調味料「味の素®」には、1965(昭和40)年からイノシン酸ナトリウムを1%、1968年には5'-リボヌクレオタイドナトリウムを1.5%、1984(昭和59)年には5'-リボヌクレオタイドナトリウムを2.5%添加、うま味成分を強化し今日に至っています。

https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/aboutus/history/chronicle_2013/10.html


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