見出し画像

熟れたラポール終演。

熟れたラポール無事に終演致しましたー‼️‼️‼️

もう1ヶ月経つのに今さら?!
と思われるますが、

熟れたラポールの本番が終演して2週間経ち、
キャスト・スタッフ
熱が出るなどの症状が出たものは
いませんでした。
そして、9月30日に
熱量そのまま配信も終えました。

ということで、これを持ちまして、
熟れたラポールが、
本当に終演致したのですっっ‼️‼️‼️


未知の挑戦でした。

今年の3月の
『みんな黙ろうみんなのためだよ』
をコロナウィルスのため、
公演中止にしました。

あの時は、
なんの対策をしたらよいのか。
そもそもどうすればよいのか。
が、全くわかっていませんでした。

さらに地下の会議室ということで、
密閉空間というのを考え、
東京公演中止の決断をしました。

でも、まだ地方公演が!!!
と思っていましたが、
会津若松公演、米沢公演、水戸公演
すべて、公演中止に致しました。
人口密度が多い東京から、地方に行くのは
非常に難しかったのです。

とてつもなく悔しかった。

でも、あの頃にもし公演をしていたら、
すべてが中途半端で危ないことに
なっていたかと思うと、
今は中止にして良かったと
思っています。

それから
半年後の9月公演。

もう劇場のラゾーナ川崎プラザソルを
予約していました。

どうしようかずっとずっと考えました。
でも結論としては、公演を行うことにしました。

私は台風19号で被災したときに、
演劇の大切さを知りました。

落ち込んでいるときほど、
演劇のような娯楽が必要であると。
生の演者のパワーはみんなを笑顔にするものだと。

台風とコロナを比べるものではないですが、
落ち込んでいるみんなを笑顔にするという意味では、台風もコロナも関係ない。

やるからには、
感染予防対策を徹底して、
さらに、
お客さんをとにかく元気にする
エンターテイメント要素の多いものを
お客様に届けよう!

と決めました。

が、
決めてからがさらに大変でした💦

コロナウィルスに対するみんなの考えが、
全く違う。

今は、やらない方がよい。
やった方がよいが、対策はしっかりするべき。
対策はここまでやった方がいい
そこまでやらなくてよい。
など。

線を引くのがとても難しい。
どれが正しいがないから。
たくさんの方に相談し、
たくさん意見も頂きました。

嫁にも、なんでやるの?って何度も言われました(笑)

キャスティングもこのご時世のためなかなか決まらなかったりもしました。
でもそれは仕方のないこと。
それでもなんとか、キャストが確定したものの、

一人でも

やるべきではない。

と思う人がいたら成立しないと思い、
全員の意識はどうなのか。
一人ずつ連絡しました。

私もですが、
時間が経つと考えは
どんどん変わっていくので。

有難いことに
みんな公演に出演して頂けるという形を
頂きました。

嬉しいのなんの😂

そして、
コロナウィルスの中でどのような対策をしているのか、劇場に見に行ったりももちろんしました。
その中で私の友人が所属する
カムカムミニキーナを見て衝撃を受けました。

感染症対策は万全なのはもちろんのこと、
お客様もこの状況を理解し、
劇団さんの意向に添って受付をし
劇場にはいっていく。
劇場内は静寂。

劇場は安全。と思いました。

そして、舞台が始まる。
たくさんの役者が舞台上を跳ね回る。
すごい熱量。命かけて舞台に立ってる。
これぞ、演劇。
感動のシーンとかではなく、
ただただ演劇のパワーに涙しました。
凄い。

身が引き締まりました。

出来上がった熟れたラポールという本。
このご時世なので、
執筆にはとても苦労したと思います。
しかし、私が求めているもの、
バッチしの素晴らしい本を
書いてくれました。
今しか出来ない作品。
今の私にもとても響く作品でした。
エンタメとはなんなのか。
誰のためにやるのか。
なんのためにやるのか。

まっさんこと益永さんの作品はどれも好きですが、
特に今回のは好き。好きというかはまりました。

好きなセリフや好きな掛け合いが有りすぎる。
自分のセリフ以外他の人のセリフも多々。

言い始めたらきりがないのですが、
ラストの名波と大西の掛け合い。
堪らないですよ。
少しカットしたのだがそれが悔やまれる。
もちろん、
フリー素材は最高傑作(笑)

この作品を執筆してくれた
まっさんに感謝。

益永さんは、
連ドラとか書くようになるんだろう。
てか書いてほしい。

さあ、その脚本をもっての稽古。
みんなには携帯用の消毒液とフェイスガード、フェイスガード入れを配り、毎日、検温。
電車を避けて、毎日自転車で来る人もいました。
キャストのみんなが、嫌な顔一つせず感染予防に
協力してくれたことに感謝しかないです。

マウスガードやフェイスガードをしての稽古は、
始めてのことなので、声の響き方などがいつもと違う。
しかも、今回、歌や踊りもあるので、
それもどうするか最後まで悩みました。

マウスガードは、いろんなものを試したり、
加工したりしましたが、
最終的にマウスガードの少し大きいバージョンが9/4に発売されるとのことで、
こちらに決めました!
試すと、マイクも通る、優れもので、
最高のものを手にいれることが
出来ました❗️

でもずっと付けてるとマウスガードが曇る問題がありましたが、キャストさんか曇り止めを買ってきてくれてその壁もなんなくクリア☺️

楽団の皆さんも自分たちで考えて、
アクリル板をマイクに付けて
対策をしてくれました‼️

感謝。

演出。
今回、マウスガードをしての稽古、そして、
密を避けるために個別の稽古。
ソーシャルディスタンスを考えての稽古。
本当に試行錯誤して、演出をしてくれたあちゃこと
高野亜沙美さん。
初めてのことも多くて、
とても難しい演出だったと思う。
ですが、いつも明るく楽しく演出をする
あちゃを見て、キャストのみんなは助けられていた。私も含め。
暗雲立ち込めていても
すぐに取り払う。
ポジティブ演出家あちゃ
テンション演出家あちゃ
こう書くと何も考えてない演出家か?!
みたいに思われるかもだがそれは全くの逆。
超いろいろ頭の中で作り上げ創造して、
演出をしている。
公演に向けて演出以外のことも考えてくれました。

今回、カンムリで初めて演出をして貰いましたが、
とても役者に寄り添う素敵な演出家です。

愛に溢れた演出家。
感謝。

そして、小屋入り

本番は、
あっという間の中のあっという間でした。

劇場に入る前には必ず手の消毒、体温を計り
入って頂き、劇場内は基本マスクマスク。
楽屋内も各キャスト、
アクリル板で仕切りを入れました。

まだ、対策が足りないのはないか?
という不安にかられながらも、
大丈夫大丈夫と言い聞かせました。

そして、今回、一番最初にお客様と接触する
制作さんは、本当に大変だったと思います。
体温を計り、金銭のやり取りをし、
消毒を進め、お客様のご連絡を聞きと
もう本当にたくさん。

お客様から対策が万全でした!
とのお声多く頂き、
本当に今回の制作さんには
特に感謝です。
ありがとうございます。

本番。
お客様を入れての本番。
前説で拍手の練習をするのですが、
そのお客様の拍手を聞いただけで、
堪らなくなって、
私は泣きました。
温かい拍手。
『待ってました!!!』
という声が聞こえた気がしました。

待たせてごめんなさい。

今から目にもの魅せます!
の勢いでキャストは
舞台に立ち、跳ねまくりました‼️

そして、楽団さんは
最高の演奏で私たちと一緒に
楽しんでくれましたっ‼️

終演後の拍手。
忘れられない拍手となりました。

お客様に見て頂き、
熟れたラポールが完成しました。

やって良かった。

本当に良かった。

魅力的で素敵なキャストさん、楽団さん
敏腕で気さくで頼りになるスタッフさんたち
そして、
劇場に見に来て頂いたお客様、
配信チケットを購入されたお客様
今回関わって頂いたすべての皆様

誠に誠に誠に
ありがとうございました!!!!!!!!!!!

熟れたラポール終演っ🎉

さあ、次のカンムリプロデュースは、、、

またじっくり考えて、
ご報告させて頂きます!!!

宜しければサポートお願い致しまっす! 頂いたサポートは、カンムリプロデュース公演のために使用させて頂き、皆さんを笑顔にいたします(^-^)