【エッセイ】自分の絵を卑下すること。

自分の絵を卑下することは、自分の絵を好きだと思ってくれる人に失礼だ。
と、たまたま自分の絵のダメさについて語っていたら言われた事があります。

描いてる絵に納得がいかなくて悩んでいる時でした。

タイムラインはフォロワーさんがリツイートする素敵な絵で溢れていました。
どれも自分より上手くて、素晴らしくて、嫉妬よりもただすごいなぁしか出てこない。
それに比べたら私はまだまだだなぁ、と思ったのです。

自分なりに精一杯やれることをしている。
毎回、限界を超える挑戦をしている。
様々な技術を取り入れてみたりしている。
足りない部分は新しく勉強してみる。
それぐらいしかできない。
それをやったとしても、私が目指す絵には届かない。
ただ、満足できないだけ。

そういう意図で、自分の絵を卑下したところ、それは自分の絵を好きだと思ってくれる人に失礼だと言われました。

もしかしたら、その人は私の絵が好きだったのかもしれません。
だから許せないと思った。
だから私に言った。

言い返していいですか?

自分の絵を糞だと思うことと、自分の絵にまだ満足できないことは、かなりの差があります。

大袈裟に言えば、自分の絵を糞だと思ってる人は自分の絵を諦めています。
糞だと思うものをわざわざ人前に出すのか?
その糞だと思う絵をもう少しいいものにしようとは思わないのか?
私にはわかりません。

自分の絵に満足できないことは、自分で言うことではないですが、まだこの上があると信じています。
いつか目指すものになりたい。
その目指すものがかなり上の方にあるから、まだ満足できない。
そこにたどり着くまでは満足したくない。

これは自分の絵を好きだと思ってくれる人に失礼なんでしょうか?


私には正解がわかりません。

自分の絵めちゃくちゃちゅき🥰最高!今日も可愛い!! とでも言えば満足ですか?
もっと上を目指したいと思うのは悪いことですか?

私にはわかりません。

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