共感ばかりではない。

画像1 「共感する言葉」が溢れていて、そんなに人は共感したがっているのか心底疑問を覚える。インスタントな感動は深層意識を震わせず上辺の快感や高揚感をもたらす。だがそれでいいのかもしれない。そういうものを人が求めているのかもしれない。喧騒を無くした真夜中の街は静まり返る。灯りと暗窓の数を数えながら静寂の中を歩くのが好きだ。死者の街を歩くような心地で、他者の眠りの隣を往く。死と眠りは近くて遠い。沈黙に花束を。
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