【義妹生活】12話感想

得意科目と不得意科目

察してくれなんて都合が良すぎる
でも、察してくれる男の子が身近にあらわれたわけなんだよね
話さなくても理解してくれる
不躾に踏み込んでこない男の子

気持ちを察するのは得意だけど
気持ちを伝えるのは不得意
不器用でやさしい男の子

浅村くん藤波さんとお食事中に綾瀬さんを目撃する

逃避先と藤波さんは言う
ぶっちゃけると綾瀬さんを女として見てしまうことを避けるための逃避先として、藤波さんに女を求めているということだな
それゃそうなんだけど、それは100も承知で浅村くんに近づいているのは藤波さんだよね

この人、浅村くんの気持ちを表面化させるための便利キャラなんだろうけど
実際こういう子がいたら、浅村くんを速攻で喰うよね
浅村くんに直接自分を「利用している」と言う
罪の意識を植え付ける存在
でもそういった浅村くんの気持ちを利用して踏み込んでるようにしか見えないんだよな
浅村くんの気持ちを理解して利用しているようにしか見えない
ものすごく猛禽類
この人を浅村くんと綾瀬さんを繋げるキューピットみたいに解釈するのにものすごく抵抗を感じる
そんな綺麗事の女じゃないでしょ

コンビニ店員の声

原作者様とのこと
…男だなあ
女だと思ってたんだけどハズレだったようだ
お恥ずかしい

告白された綾瀬さん

まっすぐに紅白してくる勇気ある男の子
でもさ
この男、綾瀬さんの噂知ってるんだよな
ウリしてるって噂を知っていて、告白してるんだよな
そこには打算があるだろ
とりあえず簡単にヤレる女だという認識があると思う

付き合ってる人いない
好きな人いない
それでもダメなのか?
これ以上やめておくよ

ぶっちゃけこの言葉の選択は
「お試しでもいいから付き合わないか」
ってことだよね
綾瀬さんの内面に惚れたわけでもなく
ルックスと身体に魅力を感じただけでしょ
軽い女という噂があったからチョロいと思ったんでしょ

綾瀬さんのめんどくさい精神性を理解しているとは思えない
このリア充グループには奈良坂さんという彼氏のいないハイスペックな女もいる
ずっと綾瀬さんにはウリの噂があったのに、近くにいたはずなのにそれを否定するような行動をしていなかった男
そんな男が綾瀬さんに求めるものなんて身体しかないでしょ
そりゃ拒否されるわ

もうちょい踏み込むと、この男は浅村くんにマウントとりたかったんだろうな
プール回で明らかに綾瀬さんと親しい姿を見せた浅村くん
クラスメイトという身近なところにいた「女」が、外から来た陰キャな「男」(浅村くん)に奪われると感じたから動き出したんでしょ
浅村くんより自分のほうが「男」として上であることを見せたくなった
だから今までまったくアプローチしてなかったのに、急に動き出したんでしょ
こいつを奈良坂さんは「合格点」だと判定している
確かに一般的な視点ではハイスペックになるだろうけど、綾瀬さんの感性を全く無視して評価してるよね
奈良坂さんって、他人を「普通」にしようとしているように感じる
世渡りのうまいだけのぶっちゃけ中身のないやりたいことも目的もない奈良坂さん
そんな奈良坂さんから見る「個性的」な他人、自分にない価値観を持っている他人から「個性」という特別を消し去ろうとしているように見える

みんな迷子に見えません?

藤波さんは中学のときダメ人間達の真ん中にいました
つまりこれ
「ウリしてた」って思っていいんかな
夜遊びしてたって言ってるし
親がいなかったということだし
まあそういうことなんだろうな

人間不信があった
近づいてくる男は身体目当て
ナンパされやすいという話もそれつながりなんだろうな
結局男なんてそんなものだと思っていたんだろう

浅村くんが女性に期待してないと看破する
それは藤波さんが男性不審、人間不信だったからだろう

つまり浅村くんに同じ匂いを感じたから興味を持ったということだろうな
浅村くんは違うという匂いを感じたから近づいたんだろう

中秋の名月
月に期待するといったら、「月が綺麗ですね」=アイラブユーでしょ
藤波さんは綾瀬さんに惚れている浅村くんに自覚をうながしながらも、ワンチャン藤波さんにラブの方向が向いてくることを期待してるでしょ

浅村くんに自分と似たところを感じているということは
自分を認めてくれる可能性を期待してるでしょ
これだけ浅村くんを理解しているアピールして
自分は貴方の気持ちがわかる人間だとアピールして
期待してないなんて言わせないぞ
自分に後ろめたい感情があるからこそ、わかっているようなことを言って、自分から踏み込まないようなことを言っておいて、実はグイグイ行ってる藤波さん
恋の駆け引き引きまくり

まあそんな駆け引きは綾瀬さんのことしか考えていない今の浅村くんには通用しない
残念だが通用しないのだ

藤波さんも素直に浅村くんが好きだと伝えたら少しは浅村くんも心動いたと思うんだけどな
逃避先とはいえ、逃げるに値する魅力を感じたわけだしさ
ここで踏み込めないで自分だけにしか通用しないアピールをしちゃうのは、読売先輩と同じタイプに思える

クラスメイトと一緒にいたことを指摘する

原作者様の感想をみると、綾瀬さんと新庄くんが二人だけでコンビニ買い出ししたのは仕込まれたということだな
つまり奈良坂さんがやったわけだ
有言実行
判断が早い
んで結局フラれるわけだけど、二人の反応を見てフラれたことを奈良坂さんは知るわけだよな
「じゃあやっぱり沙季は浅村くんが好きなんだ」と察したはずだ
なんというか、他人の恋心に土足で踏みこむやつだなあ
理解わかっている女、奈良坂さん
他人の心を自分の物差しに置き換えて判定する人
あなた 傲慢ですね

浅村くん夜遅かったのは?

お昼食べる約束した人と一緒にいた
「まって その人って女の人?」
この言葉が意味することは、嫉妬しかないよな
だからこそ浅村くんは踏み込む決意をしたんだろう

すり合わせをしたい
すり合わせってなんの?

「俺、綾瀬さんに特別な感情をもってるようなんだ」
おお良く言った浅村くん
「好きなんだと思う」
さらに直球投げ込んできた
ちゃんと言わないと誤解されるかもしれないからね
キチンと言うのは大事

「浅村くん」
兄さんから浅村くんに変わったことをグイグイ押すぞ

「兄として、触れ合いたいとか抱き合いたいとか他の異性といて嫉妬するとか」
どっかの准教授みたいなこと言いだした綾瀬さん

「妹に対する感情が、やや強くでているだけという可能性は?」
失望しないように予防線を貼るセリフ
相手からすると拒絶に思えるよね

にげられたー
キモがられたと思っちゃうよな
やっちまったー
そう思いこんで部屋に逃げ帰ってベッドで枕抱えて叫んでもおかしくないことをされたのに、綾瀬さんの部屋まで追いかける浅村くん
今日の浅村くんは一味違う

涙を流す綾瀬さん
浅村くんからの「好きだ」という言葉を聞いて、自分の中で封印していた気持ちが溢れたんだろうな
溢れ出しな感情が涙に変わる
この涙の理由を「嬉しいから」とか言っちゃうと野暮だね
浅村くんから好きと言われて嬉しい
自分の中で封印していた好きが溢れて来て嬉しい
でもそれだけじゃなくて不安もある
自分の感情、浅村くんの感情が本当は恋愛じゃなくて親愛かもしれないという怖さ
両親が悲しむかもしれない怖さ
浅村くんや自分の中の気持ちが本当なのかという不安
そういったいろいろな感情がごちゃまぜになって溢れ出した涙なんだろうな

ドアを開けてくれない綾瀬さん
やらかしたと思ってるはず
今までの浅村くんなら謝りそう
でも謝らない浅村くん
綾瀬さんからの直接の言葉を聞くまで、勝手に自分の中で答えを出さないように覚悟完了しているわけだな
ちゃんと相手の言葉を待つ
勝手に察したりはしないで、綾瀬さんからの答えを聞く
不得意科目に挑戦している浅村くん

ドア1枚隔てた心の距離
どちらの意思でも開けれるが、開けてほしいと願う
開けてくるのを待つ浅村くん

開いた
天岩戸が開きました
「嫌じゃないから」
浅村くんに伝えなきゃいけない言葉
綾瀬さんが同じ立場なら一番言ってほしいはずの言葉
好きとか愛してるはまだはっきりわからない
でも間違いなく「嫌じゃない」
それだけは伝えれる

「安心 した?」
不安に思っていただろう浅村くんに寄り添う

「勇気を出してくれてありがとう」
自分には出来なかったことを、勇気を出して伝えてくれた浅村くんにマジ感謝

「辛くて重いものを抱えていた
 私もたぶん 荷物を分け合える」
同じ思いをしていました
これから一緒に二人で考えていきましょう

義兄妹じゃなければこんな葛藤はなかった
こんな葛藤はしなくてよかった
でも義兄妹だからこそ出会えた二人
震えながらあるべき姿を思い描く
二人だけの関係をこれからも一歩一歩すり合わせながら進んでいくのでしょうね
もどかしくていいですね
とてもいいと思います

まあぶっちゃけ二人が禁じられた恋だと思っているのは勘違いでしょ
両親に報告したら秒で祝われるでしょ
でもこのままとことんつきつめて、最期に二人そろって両親に「娘さんと息子さんをください」って報告するくらいにテンパってほしいと思います
おめでとうございます


あれ?そういえばメダカ死ななかったな
予想ハズレまくりでした


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