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2022BRM911神奈川200km箱根

来年出たいと思ってるフレッシュの記事をあさってたら

なんと主催者様のブログを見つけてしまい、せやせやとこのメモを書いている
箱根の絶景を堪能でき、ついでに200kmブルべ100周年の記念メダルももらえちゃう素晴らしいブルべだ
大好きな大観山=椿ラインも入っている
もう1か月以上たってるのだが、完全に1週間後の1000kmに記憶を持っていかれてたようだ・・・
だがしかし大漁の参加者の一斉スタート、渋滞少なめ絶景多めの快適ルート、ブルべといえばこれよこれが詰まっていて忘れ去るにはあまりに惜しい
初ブルベでこれ完走とかだったら絶対ブルべ沼にはまるなぁ※坂嫌いにはどうかな
ついでにブルべに対して思うところ(この表現、悪いイメージが先に出てくるのはなんでやろ 今回はいいほう)も書きなぐりたい

走行編

~準備~

次の1000kmに向けてのコンディションチェックを兼ねていたので

  • 平坦をへばらず踏み続けるぎりぎりのパワーを探る

  • 向かい風のエアロポジションを再確認する

  • サドル位置の最終チェック

  • 新投入機材 ”ワンデーコンタクト” の効果確認

と明確にやることを決めて臨んでいた
スタート地点の大船までは自走で平坦30km、序盤が海岸沿いの平坦が続くことも合わせると獲得標高自体はそれなりだが長時間の平地巡行の練習にもなる

~集合場所まで~

満を持して投入したワンデーコンタクト、開始30分で片目どっかいった笑
度数を眼科医のアドバイスで左右統一(眼鏡は差あり)にしたのだが、目がのみづらさを異物と認識してるっぽくて、まばたきで外れそうになる
どっかいった=>コンビニで予備を入れ直し=>痛い=>コンビニで目を確認=>コンタクトが2枚落ちてくる
とか時間を無駄にしつつスタート地点に

早朝の大船までの道は車も少なく走りやすい
これならAJ神奈川のだいたいのブルべは自走でスタート地点に行けるだろう

(今はもう慣れたのか外れそうになることはないし、見え方も近くを見ても遠くを見ても左右差は感じない あの眼科医には感謝してる)
(思い返せばサイコンを見るたびにコンタクトが浮いてきてたので、視力差で焦点距離を再調整する時間が変わってるんではないか?)

~ブリーフィング~

スタート地点はすごい人

スタート地点にたどり着く前からそこかしこで反射ベストが主張している
コロナ前はこれが一般的だったんだろう
いるだけでだんだんテンションが上がってくるが、別に知り合いもいないのでアイウェアとBUFFでほころんだ顔を隠す
ブリーフィングで諸々説明を受け、車検待ちをしているところでスタッフさんが激励に!(上のブログからあの方が元気な虫さんだったんでしょーか・・・)
大観山頑張ってくださいみたいなお声がけいただきましたがスイマセン平地練習に来ております
なんて言えないのであの坂苦手なんですとかなんとか返したよーな・・・

~スタート-湯河原~

スタートからすぐに渋滞、、、混んでない鎌倉高校前を見たことがない
そして参加者が多く、予想通りののんびりペースになる
ここ発進のブルべは早めに集合して、いい位置で車検を受けさっさとスタートしてしまうほうがいい あ、でも後ろに早い人に付かれるのはめっちゃ苦手
といっても江の島を超えると道幅も車線も余裕ができるので、ペースごとにいい感じのトレインができてくる
俺の戦いはこれからだ!しっかり踏むぞー
・・・意気込みはよかったが、現実は外れそうになるコンタクトを目を閉じて抑え込み集中力を切らさないように片目の視界に全集中してそれどころじゃなかった

相模川を越えるあたりで、あおばの三色丼300kmをママチャリで走ってた人を見かける 今日はロードのようだ
あのブルべは雨と下りで絶対追いついてくるママチャリの恐怖に襲われる楽しいブルべだった
挨拶して「逃げます」と言って全力で回す これぐらいのスリルがないとね~

快調に湯河原に到着する 順調すぎるくらいだ
湯河原ではPCに使えるコンビニが3か所用意されている
自分は2番目のコンビニに入ったのだが、人数比で言うと6:3:1ぐらい
みんな1個目に吸収されすぎやぞ・・・
けどこれはいい知見になるかも 複数個所が用意されてるなら、最初から最遠狙いで行くのが吉
テキトーにおにぎりやミルクティーで補給してさっさとリスタートする
このあたりで30min&1h前のスタート組にもちょくちょく合流していたようだ 平坦基調とは言え50km近く経っている

~湯河原-大観山-長尾峠-御殿場~

休憩からリスタートするとすぐに坂 いやコンビニがすでに坂に立っている
椿ラインの手前、旅館エリアからはなかなかの斜度
実は椿ライン苦手は苦手で、冬に行っては寒さのランナー膝悪化、夏に行っては熱中症寸前と最後までペースをキープして上れたことがほとんどない
それでもこの坂が好きというのは

走ってきた道にこれから走る道
熱海から続く伊豆の海岸線 あぁああ好き

この絶景があるからだ
もうダメ、足が進まん、帰りたい、、、と思う絶妙なタイミングでこの景色がプレゼントされ、あとちょっとだし頑張るか、とすすんだ暁には日本一と言っても過言じゃない富士山スポットに謁見できる権利が与えられる
あとカップヌードルもある
ただ、道の長さ(16km)のわりに道中には本当に何もないので、特に夏場は気を付けていってほしい 南斜面なこともあり中盤までサイコンは40度を下回らないこともあった 水分は1.5Lほどあってぎりぎり

温度、湿度はこれ以上ないほどのサイクリング日和で最後まで疲れが来ることなく上り切れた 道中に参加者がいっぱいいると安心する
だが後でStravaでタイムを確認しても別にまぁ大したタイムではない
峠は好きだがこういった淡々と長距離が続くのはあんまり得意じゃないんだろう・・・都民の森のような緩急が激しい峠や、風張林道や今川峠のような激坂ですぐ上がっちゃうほうが脚的には好きだな

頂上ではなんとスタッフさん方が応援&撮影に来てくださっていた!!
ジャニーズのライブに行くときの女子?が作ってたみたいな手作りのうちわ?みたいなの いや~そんなんされたら最後頑張っちゃうやん・・・カッコつけて峠の頂上を超えそのまま下り区間に
大観山レストハウスは別イベントで貸し切りのよう(事前にtwitterで知ってた)
元々ここで休憩する予定はなかったが、富士山がきれいに見えていたので写真を撮れなかったのは少し残念
芦ノ湖への下りの路面はやっぱりガッタガタ

水分補給中に芦ノ湖の証拠写真
遊覧船乗ったことあるぜ

芦ノ湖のほとりからすぐに箱根旧道との合流地点方向に離脱し仙石原へ
大涌谷へつながるロープウェーを眺めながらやっぱ箱根はいいなぁとしみじみ感じる
自分のロードバイクのホームグラウンドを決めろと言われたら、箱根か山中湖で迷う 道の好みは断トツ箱根なんだけど、距離とかその後の行程の関係で行った回数は山中湖のが多いと思う え?ヤビツ?タイム定点観測して鍛えろ?うるせえ

金時山を横目に眺めて長尾峠へ そこから先は通ったことのない道だ

道から見る山、山から見る道

この道を知らずして箱根を知った気になっていた自分が愚かしい⚓
まさかこんなに大涌谷を雄大な見方ができる道があるとは・・・
そしてここまで車に邪魔されることなく道を楽しめる場所があるなんて・・・
あまりに気持ちよくて歌っいながら進んでいたらすぐに頂上のフォトチェックポイントに
何人か滞在中だったようで恥ずかしくなった

ポイントを探れば仙石原/大涌谷/芦ノ湖の箱根欲張りセットもあるはず
装備 1000kmとまったく同じ

長尾峠からの御殿場側下りはかなり荒れている アスファルトの表面が源氏パイの外側のように剥がれた感じだ
似たような下りでやらかしてハンドルの角度がずれたことがある 慎重に行く・・・というよりトラウマでペースを上げられないw

御殿場市街や自衛隊演習場が一望できる

市街地に入り、さわやかを無視してPCへ 湯河原の経験を活かし、遠いほうのPCへ入った
ここでもそれなりの数の参加者がいるのはさすがセンテニアル
時刻は13:30、カップヌードルとおにぎりで昼飯だ
小学生の頃の経験が抜けないのか、コンビニ弁当なんかよりもカップヌードルのほうが断然「ご飯を食べた」気分になる

~御殿場-やまゆりライン-ゴール~

PCを出てぼっち旅
足柄駅付近で別の参加者と出会い、一緒に進む この地点で出会うということは多くの場合足のペースが合う、ということだが今回はスタート時刻が1hourずれる場合もあるのでどうかな・・・
アップダウンがある部分で先行させていただくもさほど差が開く様子がないので、ならばといろいろお話しながら進む
市街地区間で調子に乗って向かい風で踏んでたら足が死ぬw(ついてきた皆さんごめんなさい・・・)
同時に次のPCに到着!だがグロッキーになっているため食欲がない
体の脱力感から食べなければいけないのはわかっているため、ミルクティーでたい焼きを流し込んだ

ここの向かい風を本気で踏んだことは次週の1000kmに大いに役立った
いや、この経験がなければ800kmほどでリタイヤしていたといってもいい
向かい風をなめてはいけない

リスタート後すぐにやまゆりライン(小田原中井広域農道)に入る
ちゃんとコースの予習をしない輩にはなかなかの地獄
直前の平坦で調子に乗った自分にとっても地獄
決して苦手な斜度ではないはずだがダンシングで脚が下りてくれない
山が苦手な人はこんな気分で上るんかな~など思いながらゆ~っくり進む

途中でドカンとでかい峠があるとこういうアップダウンを見落としがち(600kmだと特に)
終盤にフォトチェックのあしがら乳業
フォトチェックになるくらいだし近くにジェラート屋なんかが、、、ないかな?

アップダウンを抜け市街地に ここからは上りは無い
このブルべに限ったことではないが、終盤の20km前後は大体帰宅時間の市街地になるので、心を無にして走っている 最初のころは怒りながら走ってたなぁ
今回のコースはどの道もさほど混雑しておらず、信号もさほど多くないのでそこまでしんどくなかった ただ無で走ってたので記憶はない
どこかでハンガーノックの予兆が来てミルクティーで耐えたような気がする

日が完全に暮れたあたりでゴール!
有人ゴールは本当に嬉しい 参加者100人越えだけあって人が多い!
邪魔にならないようやまゆりライン付近でご一緒した参加者のゴールだけ確認し、挨拶して去る

今日もマシントラブルなし!本当にこの車体は安心して乗れる
サイズはあってないけどね

10時間は切れなかったが、1000km前哨戦には十分な出来上がりだったでしょう

鶏はフランスのシンボルだそうだ
日本のブルべ開設x周年ならキジか

帰りは自走、途中でN氏とAFURIをキメて帰宅

感想編

長尾峠という目の保養スポットの発掘、大観山をタレずに上りきれたという自信、平坦向かい風の進み方、ひじょ~に得るものの多いコースだった
次に同じコースを走るなら、大涌谷で卵を食べるか、仙石原すすき野原を散策するか、、、めいいっぱい箱根を遊びつくそう 今回考えることが多くてちょっと上の空で走ってたからな
もしかしたらコース変更で足柄峠が追加されてるかもな~してくれないかな~

意気込んでブルべへの思いを書こうと思っていたのだが、下書きに入れて時間がたったらどう描きだしたもんかわからんくなってしまったw
まだ書く時期じゃないのか 事故ったり車体ブッ壊れたりして、それでも走ろうと思ってたらその時に書こうかな



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