12/2の日記

急に、やっぱあれってレイプじゃんって思った。走ったりサウナに行っていないからこういうことを思い出していく。被害に蓋をすることで、自由になれるのだろうか。大江戸線の中井駅。麻布十番。歌舞伎町。やめてっていったこと。やめてもらえなかったこと。酒を飲んで忘れたい。お父さんが上京する前、「東京なんてバカしかいない」言ってたこと、それに救われたこともあったこと話したら涙ぐんでてそんなこと言ったかな、東京でバカにしょうもないこと言われて話聞く意味ないなって思った話はしたけどって言われてそれだよって笑った。手術終わったあと、みんなで海外行けばよかったってずっと後悔してたって言われてわたしはそのときお父さんの買ったロードバイク勝手に借りて毎日10キロ走ってたからなんかうけた。紅葉が綺麗な季節だった。風景があまりにも美しかったから生きていた。木々が色付いていた。許容を超えていた。私にはどうすることもできなかった。埋もれていく。葉っぱのちぎれていく音を駆けていくがん細胞。喉を埋める紅葉。日本酒が水みたいでいくらでも飲めて美味しかった。50年友達なんだ、と言われる。

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