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初心者が無謀にも大会に参加した感想-League of Legends WildRift-第一回ぺんぺんかっぷ

〇大会概要


 ランクの制限なしでアマチュアのみが参加可能です。誰もが楽しめて優勝のチャンスがある大会にしたいという趣旨で企画されたそうです。
大会のエントリー時に最高到達ランクと希望ロールを第3希望まで伝え、それをもとにチーム分けされます。
1チーム6人構成、全3試合 必ず1人2回以上参加する、ことが条件でした。

〇自身について


 ~MOBA経験~
ワイルドリフトの約6か月のみ。RTS系が好きでその延長線で始めました。
 
 最大到達ランク:エメラルドⅣ(エントリー時のランクはプラチナⅣ
 普段は役割を指定していないのでジャングルやサポートを担当することが多いです。
 ソロを中心にプレイをしており、たまにギルドのみんなと試合をするぐらいなので、味方同士の連携を考えるなどの経験はあまりありませんでした。
 今回はサポートとして参加し、タンクサポート(主にブラウム)を担当しました。

〇参加理由


・私自身が新しいことに挑戦してみたかった。
 昨今は普通の生活をしていてもなかなか成果を出しにくい世の中だと感じていますので、出来ることなら積極的に挑戦して、色々な体験をしたいと考えていました。
・「誰でも楽しめる大会にしたい」という部分に興味を持って
 このゲームをやっている人は分かると思いますが、何か上手く行かないと味方から暴言などの行動をされたり、味方の行動を邪魔したりなどの悪い行動をするプレイヤーがいます。それが横行すると初心者が定着しにくくなってしまい、その結果、ゲームは面白いのにコミュニティの縮小が起きてしまうと思います。そういう環境の中で「誰もが楽しめる」ということを掲げていましたので、果たしてそれは可能なのかという想いで参加してみました。

○大会までの流れ

大体大会1週間前にチームの振り分けが決まって、ディスコードで話しながらランダムミッドや対人戦をして交流。その後、他のチームの方と連絡を取って練習試合をしました。それ以外にもみんなの得意チャンピオンを聞いたり、本番はどういうチーム構成にするか、などを話したりしました。

6人1チームなので、練習試合の時にチームメンバーが足りなかったりしても対処出来、それでも人が足りない時は他チームに助っ人を頼んだりして対処していました。チームが集まる予定の時間にソロでランク戦に行ってる人が居てほわあぁぁぁ~な状態になったり、鬱が再発して寝不足になり、約束の時間に寝坊した挙句、鬱で動けなくなった私が居たり…(その時はすいませんでした…)まぁ、色々とありました。
そういう事があっても対処出来たのは良かった部分だったなと思います。

〇試合内容の振り返り


私はチーム「ポロのぬいぐるみ欲しい」のサポートとして1戦目と2戦目に参加してきました。

1戦目:「頑張るマン」

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 こちらはザヤ、TFがキャリーの構成に対して相手はエズがいるポーク構成。相手にダリウスがいるのでウルトが着火すると厄介。
ただ、それ以上に厄介だったのが音声トラブル。試合開始前に1回休みのプレイヤーのためにディスコードをライブに切り替えたら、なぜか私だけが音声が聞き取れず、マイクも使えなくなるという大変な事態に・・・。
 そのため私だけが連携を取れず、無音の中でひたすらマップを見て、味方の動きを見ながら次の行動を意識して必死にプレイしていました。
 結果は勝利。
 デュオレーンはこちらがアリスターとザヤに対して、相手はエズとブラウムだったので無理に飛び込むとブラウムの漢の拳のスタックが溜まってマズいと思ったので、味方のザヤを落とさせずに、成長させることを意識。
 midでヘラルドバトル時にファーストブラッドが起こってしまうがファーストドラゴンの確保と、2回目のドラゴン戦でエース獲得、その後の2回目のヘラルドでも有利を獲得。レーン戦で少し差が埋まってしまうものの、3戦回目のドラゴン戦でも有利が取れ、特にTOPのレネクトンが大きく育つ。バロン前の戦闘で私がADCがやられている状況で接敵してしまい、集団戦に敗北してしまい、バロンナッシャーを取られてしまうが、その間にレネクトンがmidの2個目のタワーを確保。相手チームにバロンの牙のバフがある中でのエルダードラゴン戦で相手が先にタッチしていたところに、ヌヌのエンゲージから相手のキャリーを落としてさらにエルダードラゴンを確保し、4ドラゴンのバフを確保、そのままゲームエンドという形になった。
試合後に何とかボイスチャットは復活しました。
 ちなみにこの試合は後でプロゲーマーさんの「begel」さんに解説してもらえる対象になっているので、動画に上がるはずです。私の活躍(醜態?)をご覧になって頂ければ幸いです。

2戦目:「だだだゲーミング」

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結果は敗北。
TOPでボタンの押しミスがあってファーストキルの逃してしまったり、序盤のスカトルファイト後に敵が自陣の青バフを取っているのに気付くのが遅れてしまった、ファーストドラゴン戦前のリコールが遅かったせいで、集まるのが遅れてしまい、人数不利のままドラゴンに突っ込まないといけない状況になってしまったこと、集団戦での私のブラウムのウルトが明後日の方向に飛んでしまう(タップ押しで出したら変な方向に出てしまった・・・)。味方のADCが敵のガレンに絡まれている時にスキル1を外してしまい、AAを入れるのが遅くて守り切れなかったり・・・とミスが多く、その積み重ねで負けてしまった試合だった。
試合後のボイスチャットの雰囲気がメチャクチャ重くなってしまった・・・。あの時チームのいじられ役兼まとめ役の姉さんがいなかったらどうなったことやら…。

3戦目:「集まれゴリゴリの森」
私はお休み。配信卓ではなかったので終始和やかモード。私はボイスチャットをオフにしていた聞いていたが、終始味方をいじり倒していて(ガリオのタウント外した味方をいじり倒したり・・・)楽しい雰囲気のまま試合が進行していた。
結果は勝利。
2戦目じゃなくて、3戦目に参加したかったなぁ・・・(もし2戦目勝っていたら、和やか雰囲気にはならなかったと思うけど)。

〇大会に参加しての感想


・大会参加者の最高到達ランクについて
 参加者の最大ランクはチャレンジャー、最低ランクはプラチナⅠ。
ただ、マスタークラスの人がたくさんいましたので、恐らく平均ランクはダイヤモンドぐらいなのかなと感じます。

・ソロと大会の違い
 ~情報量がソロに比べて圧倒的に多い!~
 ディスコードでお互い会話をしながらプレイするのは始めてでしたので、「敵が中央に寄った」、「○○ウルト使った!」などの情報がガンガン出てきます。また、「○○midに寄って!」「adc守って!」などの指示も出たりするので情報を処理するのが大変でした。正直、私は情報の処理に手一杯で多少混乱気味になっていたところがありました。

 ~試合前から戦いの準備は始まっている~
 今回の私のチームはポーク構成(敵の射程外から積極的に攻撃してダメージを与える。ヴァルスとかジグスとか)をすることが多く、それを活かす構成をしていました。その試合前にはキャリー(ダメージを一番だすキャラ)をどこに置くか、誰を守ればいいのか、などを考えたり、相手の構成が分かった際には誰が脅威になるのか、誰のスキルを誰が止めるのか、などを相談したりなど試合開始前から内容が濃かったなぁと感じます。
(もう、○○のイグゾーストを入れて、××のウルトにはウルトで返して・・・なんて言われていましたが、果たしてそれを試合時にしっかり対応できるか正直ドキドキものでした・・・)

~上級者からのアドバイスがもらえる~
 これが一番ありがたかったです。とりあえず学んだことは
 ・サポート時は基本的にはADCの傍にいる。ただしオブジェクトが湧いたらそちらが優先。(何度かADCから離れたことがあった)

 ・1分25秒のリフトスカトルと争奪戦に寄れるように意識する。(プラチナ帯だとそもそもヘラルドバトルは起こらない・・・)
 ・ポーク構成だと集団戦をすぐに仕掛けない(遠距離で出来るだけ体力を減らしてから接敵する。)。

    ・リコールタイミングは大砲ミニオンが出た時
大砲ミニオンは耐久力が高いから処理に時間がかかる。だからそのタイミングで帰るとロスが起こりにくい。

    ・サポートはドラゴンの視界確保を特に意識(ジャングルやってて思うのはドラゴンの視界は本当に重要。反対側のオブジェクトを触りに行くか、まだ寄らないでファームするか、他のレーンを援護しにいくか、判断しやすくなる)
 ・大体ファーストドラゴン戦後はmidとADC、サポートの担当レーンを入れ替える(ADCが次のオブジェクトに触れやすくするため)。

 ・止める相手を意識する。(自分がブラウムを使って、相手にカタリナがいる時は、カタリナのウルトに合わせてウルトを打ち、相手にナミがいればナミのウルトにスキル3のシールドを使ってナミのウルトを打ち消す、など。簡単にはいかないですけどね・・・)。

 ネットだけでは得られない情報をたくさん得られたのは良かったです。(その分たくさん迷惑をかけたと思うけど・・・)

〇まとめ


 今までのゲームシーンを通して初めての大会参加でした。私自身このゲームに対してそこまでの知識があったわけでもなく、ランクは参加者の中では下限に近かったです(エントリー段階ではプラチナⅣ。その後ゴールドⅠまで落ちてたけど、大会当日にはサポート縛りでエメラルドⅣまで戻したけど)。
 最初、参加者のランクが高くて正直かなりビクビクしていました(実際練習試合中、本番も変なことしないかビクビクしていましたが・・・)。
それでも失敗した時に色々とアドバイスを頂け、一人では出来ない様々な経験をすることが出来ました。私自身は楽しい経験が出来たと思います。
 もし、このノートを見て頂いた方で大会に興味を持って頂けたら、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
 大丈夫! プラチナⅣでも何とか(?)なったから!(?)
きっとあなたも大丈夫だと思います!
あなたも色んな世界に飛び込んでみよう!


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