自問自答ファッション教室に行ったら、工場長になって帰ってきました。
前提:おしゃれについての癖。
「お洒落でいることは素晴らしい。」
「センスがある方がいい。」
うむうむ、ほんとそうだよね!
と思いながら、いざ自分から装飾品に手を出すと照れ臭く思うのは私だけの癖なのでしょうか。
例えば友達と素敵なカフェに行く約束があって、
服もアクセサリーもヘアアレンジもバッチリして
家から駅に歩いて行く。
でも、その道すがら歩きながら、何個か外してしまうんです。イヤーカフやら、ヘアピンやら。
なんかの病か。
何でそんなことをするのか自分でも不思議。
それは恥ずかしいからです!!!
自分を飾ると、家を出た後にめちゃくちゃ居心地が悪くなる。かといって、ミニマルに機能性/必要最低限に振りすぎるのも寂しいなと思ってしまう。
という面倒なメンタルを携えて、とある秋の平日に「自問自答ファッション教室」に行ってきました!
自問自答ファッション教室を体験してきました!
詳しい教室の内容を書くのは割愛しますが、とにかく自分という透明で、周りに溶けだしちゃった形をあの手この手で、書いたり喋ったり聞いたりしながら、ワイワイ🔥炙り出す🔥体験でした。
自分の内側だけの思考じゃなくて、誰かと並べて俯瞰してみることがすごく重要なんだなあ。(と仕事的にも学びが多くて、これはまた今度別の記事として書きたい。)
印象深かったのは、前提でも触れた通り「おしゃれおしゃれするの恥ずかしいんですよね〜」という話をすると同期ガールズの皆様に
「え!?おしゃれになりたくて、皆んなここにきているのでは!???」
という指摘をいただいて「確かに!!!!」と頷きが止まらず、赤べこになりました。ほんとそう。
キーワードを探しながら、気づいたのですが、装飾が恥ずかしい、だけじゃなくて、
このアイテムが私にとって意味があるかどうか
を装いに付加するのが好きなのかも、この人(私)。
意味がある、だとややストイックすぎる言葉ですが、「ストーリーがある」「自分にとっての着る理由がある」くらいのイメージです。
わたしと意味と服。
例えば、昨年買って愛用しているcfclのワンピース。
再生ポリエステルでサステナブルな作り方というプロセスも好きだし、体型にフィットするデザインと軽くて家の洗濯機で洗える機能も好き。
それから、偉めの人と対峙するために己を奮い立たせシューズとして買った、プラダのパテントレザーのレースアップシューズ。
パテントだからいつもピッカピカで、紐だから私の足幅にもフィットするし、靴下の厚さの調節が効くのが最高。あと性癖?として三角形に弱いので、ロゴを見るとアガらざるを得ない。
どちらも、私にとっては本質的な意味のあるアイテムで、着るとワクワクするし、居心地がいい。こういうのを探していけばいいのかな、などつらつら思い描いて、初めてのコンセプトを決めました!
第一次コンセプト。
です!おわ〜〜〜!!!
必須アイテムは白長靴か?不織布のヘアキャップか?
お金が無限にあったらやりたいこと、にビールの醸造と答えてしまったが故のコンセプトが出来上がってしまいました。
ここ2,3年ですごくおしゃれなビール屋さんがあちこちにできて、取り寄せたり飲みに行ったりしてるうちに、いいなあ楽しそうだなあと思っていたのです。
たとえば笹塚にあるアワーデイズブルワリーさん。
ラベルのデザインが死ぬほどおしゃれな奈良醸造さんだったり。
K5地下にもビアバーがあるブルックリンブリュワリー。ニューヨークのお店も行ったことあるのですが、工場跡地を改装してて自由な活気が楽しかったり。
素敵だと思うポイントが空間だったり、食品だったり、パッケージデザインだったりなので、ファッションへの落とし込みが難しいけど。
ということなのか?と現時点では自己完結しています。工場長というよりはメーカーなのかもしれないですね。
教室終了から2週間後の現在、靴は好きなものが一つあるので、次はバッグを探しています。隙間時間で、いろんな鞄を持ちに(試着に)いっています。aetaとかthe Rowとか可愛かった…
最後になりますが、改めて、同期ガールズのみなさま、あきやさん、素敵な時間を過ごさせていただいてありがとうございました🙇♀️!!