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アークナイツとかいうゲームに1ヶ月間心と生活をボコボコにされ続けた話

2023年にハマったゲームは2つあって、それは原神とサクラノ刻-櫻の森の下を歩む-の2作なわけだけど、そこに3つ目を加えるとしたらこのアークナイツになりそう。
11月7日から初めてちょうど1ヵ月経ったので、
まだアークナイツしてないオタクに向けても発信したいので、ネタバレはせずに話していきます

改めてアークナイツを始めたきっかけ(ヒント:ミュルジス)

そもそもこのゲームのアカウント自体は2021年の頭くらいに作っていたんだけれども、ゲーム性そのものの重さとストーリーの難解さ(これは序盤スキップしていた自分が85%くらい悪い、10%は世界観で5%はケルシー先生のクソややこしい言い回し)のせいで、たまにログインしてはガチャを回すゲームで特に力を入れてやってはいなかった。

が、

ガチャバナー

うーんこのミュルジスって女の子可愛いミュルねぇw
となり初めてしまった。(大陸版実装の時にファンアートをX(旧Twitter)で見かけてしまい、そこから半年待った)

ちょうどアニメもやっているし、前述したストーリーを飛ばし読みしてしまった問題もうまく解決できそうだったので、本腰を入れることにした。

まず、アニメの出来が良過ぎるだろ…
アーミヤを演じる黒沢ともよさんの演技が真に迫っていて、この昏くて救いの無さすぎる世界を変える為にロドスを引っ張っていく姿に心打たれました。心が強えCEOなのか?
ここまで出来が良いのに話題になってなさ過ぎる、是非見てください、1期2期それぞれ8話ずつで終わるので。

アニメの内容で刺され、ゲーム内でもう一度刺される(弐撃決殺)

既に進めていた部分はゲームで言えば2-8、アニメで言えば1期の5話,6話辺りで、それ以前の部分はアニメだけ見進めてゲームに追いついてからはゲームも同時進行で(2期の後半辺りから内容が気になりすぎてアニメ追い越してしまったけれども)進めていくことにした。

これがかなり良かった。
アニメで話の流れを理解しつつ演出に圧倒され、ゲーム内でアニメで描き切れなかった細かいディティールや言葉遣い等を、アニメで体験した演出を追想しつつ拾えたので、元々ゲームやっていた人達よりも楽しめたかもしれない。
ただ、ストーリーの苦しすぎる展開を2度味わう事になるので、ダメージも2倍食らいました。(展開を知りながらゲームのテキストを読むので、スリップダメージを含めればそれ以上かもしれない)

そもそもゲーム性が面白すぎる、その人だけが辿り着ける解法を見つけるパズル

ゲームが続かなかった理由として先述した通りタワーディフェンスにかかる時間と脳のリソースが重すぎるのは事実で、余りにも時間を食うし、何かをしながらついでで出来るようなゲーム性でもない。

でもだからこそ、自分が壁にぶつかった後にステージクリアした時の達成感は他のスマホゲームでは中々味わえない。

ガチャゲーではあるけれども「持ち物検査」感を味わったことは全然ないのがこのゲームの凄い所の1つだと思う。
動画サイトを軽く眺めてみれば、低レアのクリア動画が沢山見つかるし、多分それが可能なように大抵はデザインされているんだと思う。それでも強いキャラを1人育てればごり押し出来るようなステージばかりじゃないし、うまく「今自分が持っているピースで、どうやってこのパズルをクリアする?」を考えさせる作りになっていると思った。
それを見つけるまでの試行錯誤が面白いゲームだから、リセマラ最強ランキング!とかより自分の好きなキャラを見つけて、彼(彼女)をどう強く使うか?を考えるとモチベを保ちながらステージを進めていけると思いました。
↑書いてて思ったけど、使っていくうちに「このキャラはこう置けると効果的、このスキルはここで使うと強い、該当する場所が無ければこのスキルにすると強い」みたいなキャラそれぞれへの理解が進んでいくのもかなり良い。変にフレンドから知らないレベルMAXのキャラ借りるより、使い慣れた育成中キャラの方が強く使えるのも、このゲームの好きポイント

重すぎるゲーム性だからこそ出来る、重厚なゲーム体験

自分が好きなスマートフォンゲームの一つにヘブンバーンズレッドというゲームがあって、そのゲームの生放送で「この難易度だからこそ、クリアした時に苦戦していたゲーム内のキャラとの心情がシンクロし、良いゲーム体験ができる」という旨の発言があり、実際その通りだなと思ったし、アークナイツでもそれを深く実感している。

各章の最後のステージで大抵ボスと戦う事になるけれども、それはストーリー的にも一区切りつく前の佳境であり、それぞれのキャラがストーリー上で披露していたアーツ(特殊能力)が上手くゲーム上に落とし込まれていて、話の中でロドスのメンバーがどう苦戦していたかを、ゲーム内で自分でも体験する事になる。
印象に残っているキャラクターの1人に、ファウストというキャラがいる。

6-7のファウストには、本当に泣かされた

ファウストは迷彩能力を使う狙撃手で、ストーリー上では見えない状態で狙撃をしてくる描写がある。ゲーム内ではそれが登場後しばらく無敵状態で長距離の高火力射撃をしてくるという形で再現されている。
こういった落とし込みをうまくやりつつ、難易度も相当に難しく、何度も負けても心の強さで立ち上がり前に進まないとクリア出来ない為、話を読む際の没入感も一層に高まる。

没入した結果、夜更かしし仕事に遅れる(6-17はオタクに寝る前にやれと言われやった)

詳しい話はしないけれど、7章の最後、話の中で戦闘能力の高さをこれでもかと描写されたキャラと戦った時に本当に絶望したので、是非やってない人には味わってほしい

絶望する図

ここまでつらつらと書いてきたし、まだ狂人号の話やら、好きになるキャラがノンプレイアブル過ぎる話やらをまだしたいんだけども、理性が溜まってきたのでアークナイツをしてきます。

オタク、とりあえずアニメを見ないか?ウォッチパーティならいつでもディスコードで付き合います

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