見出し画像

「暗号学園のいろは」完結から学んだこと、今後のジャンプについて

こんばんは!お疲れ様です、かにかまです。
今回は「暗号学園のいろは」完結から見る今のジャンプと今後のジャンプについて解説していこうと思います。
僕はジャンプを毎週購読しているのですが、最近のジャンプ作品の中で一番面白いなと思って読んでいたのがこの「暗号学園のいろは」でした。
しかし先日完結してしまい、今すごく悲しいなと思っている状況です。
本当におもしろかったので、暗号学園のいろはを読むべきである!ということもかねて紹介していきます。
※この記事は週刊少年ジャンプおよび編集部を批判するようなものではありません。

どんな漫画?

暗号学園のいろはは、めだかボックスなどの多くの作品を手掛ける西尾維新先生と高い画力で知られる本格絵師岩崎優次先生のタッグで書かれた暗号バトル学園ミステリードラマ。
ストーリーは西尾ワールド全開で、遊び心満載の読者をワクワクさせるような話になっています。名前もなかなかひねりがきいていて面白い。
そしてこれまた絵が素晴らしくいい。美しくも可愛らしいタッチで生き生きと描かれるキャラたちに目が離せません。キャラデザも最高です。

暗号学園のいろは完結の世間の反応

完結したときのTwitter(現X)の反響は、「悲しい」「もっと見たかった」
など完結を惜しむ声が多くみられました。
また、「もっと話広げられたよなあ」「綺麗に終わったけど最後気になるところいっぱいあった」
など、後半ハイスピードで進んでいってしまったことに違和感を覚える読者の方もたくさんいました。
それだけ世間に愛されていた作品だったということですよね。
最終話とその前の話でメインキャラクター以外のキャラクターの過去がさらっと紹介されたのですが、かなり壮絶なものが多かったので、ぜひ続編を見たい!と僕は思いました。

今のジャンプ

今のジャンプは正直に言うとかなり危機的状況かなと思います。
まずジャンプの大看板「ONE PIECE」はいよいよ最終章に突入し、今年完結することが決まっています。
そして同じく大人気漫画の「呪術廻戦」と「僕のヒーローアカデミア」も2024年完結が明言されているのです。
ヒロアカに関しては終わるよ終わるよいって結局今も終わっていない、いわゆる「毎週クライマックス」状態ですがそのおかげで毎週面白いです。でもいつ終わるのかびくびくしています。
つまり、ジャンプの3大柱ともいえる「ONE PIECE」「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」が今年中に終わるということなのです。

今後のジャンプ

今後のジャンプの看板候補といえるのがやはりアニメ化予定の作品。
そのあたりの作品は安定した人気を保っているいわゆる中堅的な存在です。
思い返せば社会現象を巻き起こした大人気漫画「鬼滅の刃」だって、アニメで爆発的に人気が出た作品。それほどまでにアニメの影響力は強いのです。
まず注目なのが「アオのハコ」。
まさに「少年誌でやっている少女漫画」という感じで、純度100%のピュアッピュアの青春ラブストーリです。
高い画力で描かれる儚いストーリーはどの世代の人でも心つかまれること間違いなし。
そしてキャラクターが超魅力的でみんな可愛い。僕の推しは蝶野雛ちゃん。
さらにアニメの声優は地縛少年花子くんの源光役などを務める千葉翔也さんや鬼滅の刃の栗花落カナヲ役などを務める上田麗奈さん、ラブライブの近江彼方役などを務める鬼頭明里さんなど超豪華。
現時点での人気もすごく高いのでアニメが始まったら必ずと言っていいほど流行ると思います。
次に「夜桜さんちの大作戦」。
日々奮闘するスパイ一家の日常を描いた笑いあり涙ありのバトルアクションコメディです。
一言で言うと漫画の面白いところがぎゅぎゅぎゅっと詰まったような作品。
独特かつキレのあるせりふ回し、魅力的で愛らしいキャラクター、コミカル過ぎずシリアス過ぎないストーリー。
画力も高く、アクションもかっこいいのでどの世代の人にも刺さる内容だと思います。
声優さんもすごく豪華な方がたくさんいるので流行る可能性が高いです。
ちなみに僕の推しは夜桜家だと四怨、最推しは殺香です。
最後に「アンデッドアンラック」。
これは僕も大好きな作品で、不死の身体を持つ「アンディ」が最高の死を見つけるために主人公の不運という能力を持つ「出雲風子」とともに神に立ち向かう、バトルアクション作品。
大体のキャラクターに、能力によっての結構つらい過去があるので泣けますし、感情移入して読むことができます。
アクションも壮大って感じでかっこよく、見ていて引きこまれる世界観とストーリーが人気を博しています。
こちらの作品、去年にアニメが放送されているんです。
中村悠一さんや悠木碧さんをはじめとした超豪華声優陣による演技と『ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン』や『あんさんぶるスターズ!』などを手掛けるディビットプロダクションさんの美しいグラフィックによる圧巻のアクションでより面白くなっているのでぜひ見ていただきたいです。
アニメ化決定またはアニメ放送中の看板候補はそんなかんじですが、まだアニメ化されていない「SAKAMOTO DAYS」や「ウィッチウォッチ」もすごく面白いので注目です。

なぜ「暗号学園のいろは」完結とつなげたのか

なぜ「暗号学園のいろは」完結とつなげたのかというと、先ほど述べたように「暗号学園のいろは」は人気作だったからです。
ここ直近の新連載(まあ1年以上前ですが)で真ん中のほうをキープしていたのは「暗号学園のいろは」と「あかね噺」くらいです。
「あかね噺」は落語の漫画で、キャラクターも可愛らしくストーリーも面白いので人気があります。
「暗号学園のいろは」はつい先日連載1周年を迎えたばかりで、これからもっと伸びていくと思っていました。
しかし突然の連載終了。最近連載順後のほうにきているなあとは思っていましたが、かなり驚きました。
ただでさえ新連載が次々と連載終了になているという状況で連載1周年を迎えた人気作であるこの作品を連載終了させてしまって大丈夫だろうか、と疑問に思ったのです。
連載作品の生命線は「アンケート」。アンケートに回答する読者が作品をどれだけ面白いと思っているかによってきまるジャンプの伝統です。
本誌読者に刺さるかどうかが問題となっています。
ただ、最近の新連載、面白いです。
特に僕が好きなのは、黒子のバスケ作者が描くバトルアクション殺し屋コメディ「キルアオ」、高い画力と天性のコマ割りの才が光る異世界譚「魔々勇々」、繊細で儚い描写が特徴のホラーアクション「Dear Anemone」。
最後の「Dear Anemone」はまだ連載が始まったばかりなのですが、ストーリー、絵柄共にとても好みなので伸びるんじゃないかと思っております。
今の時代は一言で「ジャンプ」といっても、落語作品から王道バトルアクションまで様々です。
ように僕が言いたいのは「自分の推したい作品は推せるときに推せ」ということ。
僕も「暗号学園のいろは」が完結してからもっとアンケート出してればよかったなとかいろいろ思うところがあります。
いつ作品が終わるかわからないジャンプの競争。
「推しは推せるときに推せ」という言葉は漫画にも通じると今回の連載終了を受けて思いました。

まとめ

どうでしたか?今回僕は「暗号学園のいろは」の連載終了を受けて学ぶところがたくさんありました。
みなさんもぜひ推し作品は推せるときに沢山推してくださいね!
改めて西尾先生、岩崎先生、連載お疲れ様でした!!
それではまた次の記事でお会いしましょう。see you next time!



ここまで読んでいただきスペシャルサンクス!サポートしてくれた方には必ず何かで恩返しできたらいいなと思っています!良かったらよろしくお願いします!