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海外でもやっていける人、いけない人

はいどーも、カニカマです。

現在でカナダ6年目に突入しております。
たくさんの新しい出会いがありましたし、日本人も知り合うことができました。

ただ一方で海外の生活が合わずに日本に帰って行く人も結構いました。

日本がいい国すぎるっていうのもまた事実。
一旦生活してみて帰国するのもまた良い選択だと思います。

私としては海外で活躍する日本人が増えるのは嬉しい事だとおもうので、どういった人が海外でやっていけるのか、いけないのか考えてみました。

海外でもやっていける人

ある程度のいい加減さをもちあわせてる

日本みたいにしっかりと接客してくれるお店なんか無いと思った方がいい。
それを期待するなら海外ではそれ相応の値段を払う必要がある。
病院にしても役職にしても全体を通して日本のサービスの水準はかなり高いと思います。

例えば、
役所に書類を提出したのに応答がない、あるいは間違ってる。
対応する人で言っていることが違う。
郵便物がちゃんとこない。
なにかの予約しても大体ちょっと間違ってる
電車バスが時間通りに来ない…etc
とまだまだ山程ある。

このいい加減さを許容できるかどうかは結構大事になってくる。
ある程度はまぁいいかで流せる能力を持ってる方がいい。

もしくはちゃんと問い合わせて自分の主張を通す力が試される。
これを持ってる人はなおいいかもしれません。
こちらからなにか言わないと何も始まらないことが多い。

健康である

日本の医療システムはかなりかなりすごい。
お世辞抜きにすごい。
これは海外で生活して初めて感じたこと。

日本全国どこにいっても最高の医療を同じようにだれでも受けれる。
いろんな専門医がたくさんいる。

私の住んでる北米でいえば、アメリカはご存じの人も多いと思いますが治療費がべらぼうに高い。技術は素晴らしいと思うが保険なしでは到底払える額ではない。
カナダは国民皆保険なのでほぼ無料でうけれるのは素晴らしいのだが、いかんせん病院と医者が足りてなさすぎる。
ふらっと行って見てもらえるものではない。ちゃんとした検査に何日も待たされて下手すれば数ヶ月待たされる。救急車で運ばれても1日待たされる。
歯医者は国民皆保険に含まれてないので会社の保険なしではめっちゃ高い。

他の国の医療システムを知らないが日本レベルを期待できる国はかなり少ないはず。
ただ健康なら病院にお世話にならないので特に問題はない。

日本の働き方や習慣に疲れた人

日本のみなし残業という謎の働き方。
始業時間にはうるさいのに終業時間はゆるゆる。
有給や育休、産休がとりにくいというか思うようにとれない。
女性の社会進出や出世のやりにくさ。
言わなくてもわかるだろ文化。

こういったことは海外の国によっては劇的に改善する可能性があります。
私も働く環境はだいぶ改善されました。
働く環境でストレスすぎて海外に渡った人は、他の多少の嫌なことが我慢できるので案外うまくいく気がします。

社交的、友達をすぐ作れる

これは誰でも納得だと思いますが、最初は知り合いがいない場合がほとんどなので孤独です。

友達のタイプも深く少人数のタイプより幅広くいろんな人と仲良く慣れる人のほうが楽しめます。

それか趣味とか好きなものがあればそれを通して友達ができたりするのでそういう趣味をいくつか持ってる人は強いかもしれません。

食に柔軟な人

食に対してそこまでこだわりがない人。
あるいは好き嫌いがない人といったほうがいいでしょうか。

海外ではいいクオリティーのものは値段が高かったりします。
それぞれの国でその国の料理に慣れないと結構苦痛です。
私も日本帰りたいなって時は大体が美味しいごはんが食べたいからです。

自分で料理ができるとかそこまで食にこだわりがない人は海外でもやっていけるかも。

親とか自分が心配しないといけない人がいない 

海外在住者の運命なんですが日本にいる家族になんかあってもすぐに行けないっていうのがあります。

もちろん渡航後どうなるかなんてわかりませんが、心配することがなければラッキーだと思います。

海外でやっていけない人

上記の逆の人はもちろんなのですが他にも

  • 計画通りいかないと気がすまない人。

  • 周りの目を気にしすぎる人

  • 多少の孤独が耐えれない人

  • いろいろ人任せの人

こういったマインドの人は辛いと思います。

海外に出たら言葉も通じない環境の中で自分の責任において生き延びていかなければなりません。
そういった逆境というか不便さを少しは楽しめないと辛いですね。

海外に一回行ってみようかなと思ってるなら

試しに海外に行くことを今まさに考えているなら、自分の性格によってとるべき行動を変えたほうがいいかなと思っています。

とりあえずやってみる派

性格的に「とりあえずやってみて判断する」系の人とか「まぁなんとかなるでしょ」の人は、もう一回リサーチをちゃんとしたほうがいいかも。
海外生活で何よりも一番重要なのはビザの問題です。
やってみる系の人はこういったことが抜けがち。
残りたいけどビザが取れずに働けないとかよくあります。
働けるステータスがあるか、少しの間の資金は確保できてるかなど、できる限りの前情報はとっておいたほうがいいでしょう。

慎重派、悩んでしまう派

慎重な性格あるいはよく迷って行動ができない人は逆にすぐにチャレンジしたほうがいいと思います。
最悪のケースをたくさん想定して動けなくなってしまって結局諦める人を見てきました。

いろいろとリサーチしたり想定するのはとても大事なことですが、百聞は一見に如かずである。
とりあえずは小旅行でも学生ビザでも観光ビザいっぱいまで滞在とかでもいいのでまずは行ってみることをおすすめします。

ワーホリがある国で使えるならそれでもいいと思うがこれは少し慎重でもいいかも。もし移住したくなった時はすごく使えるビザなので使い方を考えた方がいい。

ということで

少しでも海外生活に興味があるなら起こるかどうか分からない未知の不安で時間を使うのはもったいないです。

ぜひ挑戦してみてください。
たくさんの新しい発見とそれとは逆に慣れれば大したことないってことに気づくと思います。


ではでは

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