世界の医師らが化石燃料の廃止を要請したらしいけど…
世界医師会・国際小児科学会・国際看護師協会などが、今月11月30日からUAEで開かれるCOP28(第28回気候変動枠組条約締約国会議)で化石燃料の段階的廃止の合意を求めている様です。
理由は「異常気象による壊滅的な影響から健康を守るため」で、具体的な例としては「大気汚染で年間700万人が死亡している」ことを挙げています。
化石燃料のうち石炭が特に環境に悪いと言われています。
そして、その石炭を日本はエネルギー源として現在も多く使用しているため昨年のCOP27まで3年連続で日本は不名誉な「化石賞」が与えられています。
だから「石炭の使用は止めるべきか?」と言うと、そうでもないというのが日本の優れた技術。
日本の石炭火力発電は、CO2の排出がかなり少なく環境にやさしいものになっている様です。
しかし、海外では「日本は石炭をいまだに使用している」という事のみで判断しているので、今年も「化石賞」をもらうのだろうと思います(4年連続となる?・・)。
そして、医療団体が「化石燃料の段階的廃止を求めている」ことも違和感を覚えます。
とても疑問です。
その地域で明らかな公害があれば、医療団体も署名活動を行うべきでしょうがあまり直接的な関連が微妙な事に関しては専門外の人たちがあまり口出しすべき事ではないと思う部分もあります。
効率的な石炭火力発電によって、人工呼吸器・人工透析がより多く動かせている現実もあります。
石炭などの化石燃料をよく理解しないまま、医療団体が反対するのはちょっと残念に思いました😥