体感ゲームのはなし

みなさんこんにちは。三番手のProCoです。一週空けて申し訳ないです。

三月ももう残りわずかですが、この一ヶ月世界は激変してしまいました。家に閉じこもるような生活の方々も多いと思います。ですので今日は「体感ゲーム」の話をしたいと思います。

体感ゲーム、、、って?

体感ゲーム(たいかんゲーム)とは、体を動かして操作する入力機器を用いたコンピュータゲームのジャンルである。
レーザーディスクゲームなど単に筺体が大型のものは除けば、1985年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)が発売した『ハングオン』がこのジャンルの元祖であるが、「体感ゲーム」の用語が使われるようになったのは、翌1986年に同社が発売した『エンデューロレーサー』からである。(wikipediaより)

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ハングオン!
昨今、「体験だー!」だの「VRだー!」だの情報から人の肉体や感覚へ直接働きかけるモノがトレンドになっておりますが、筆者はここにある種の懐かしさを感じております。筆者は現在アプリケーションエンジニアを自負しておりますが、その道を選択した原体験の一部を紹介できたらなと思います。

横浜ジョイポリス 〜アミューズメントパーク〜

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時は九十年代初頭、平成一桁年、筆者は横浜に住んでおりました。
テレビゲームが大好きだった当時、両親に連れてもらった横浜ジョイポリスは強く記憶に残ることとなりました。

今現在、お台場に一店舗を残すのみとなりましたが、当時アミューズメントパークという新しい言葉と共にいろいろな施設が乱立しておりました。
SEGAのジョイポリス(横浜、新宿など)、NAMCOのナムコ・ワンダーエッグ(二子玉川)、TAITOのタイトー・キャノンボールシティ(町田)など、「遊園地」と呼ばれていた屋外型のアトラクションではなく、CGやゲームを駆使した屋内型のアトラクションが中心のアミューズメントパークは「これが未来なんだ!」と当時の筆者は強烈に覚えています。

しかし、毎度毎度アミューズメントパークへ行くことはできません。そこでゲームセンターなるものに連れていってもらいます。
そこではなんと屋内型のアトラクションがある!
これが体感ゲームとの出会いだったのかもしれません。

いくつかの筆者がよく覚えてる体感ゲームを紹介したいと思います。

G-LOC: AIR BATTLE

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さて本編です。
アフターバーナーやアウトラン、デイトナUSAなどメジャーなタイトルは置いておいて、一個目はこのG-LOC: AIR BATTLEです。
このタイトルは見ての通り、戦闘機に乗りミサイルとバルカンによって制限時間内に敵機を撃ち落としていくゲームです。
初めてこのゲームによって筆者は「コックピット」を経験しました。操縦桿、スロットル、バルカン、ミサイル、、、。
このゲームは視点が一人称視点で、「戦っている」感を大きく感じられた思い出があります。何年か前、たまたまプレイする機会があったのですが、筐体のコンパクトさに驚きました。

Galaxian3

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ナムコ・ワンダーエッグの目玉アトラクションとして28人同時にプレイするシューティング、Galaxian3の6人バージョンです。これは普通のゲームのようにアトラクションではなく、100円玉を入れてプレイします。
これは当時、不本意ながら北海道の東の東へ引っ越していた時、釧路のショッピングモール内に設置しておりました。
これを一人(時に弟の二人)で6人用ゲームを貸し切り同然でプレイするのは、言い様のない孤独感と高揚感がありました。
これはレーザーディスクに保存されている動画データに、敵などの動くオブジェクトを重ねてプロジェクターで表示されています。
このような手法は現在でもインタラクションでも使用されています。
また、操縦桿も直接画面を捉えているのではなく、操縦桿の角度を計算し画面へ同期させています。
このような「どう体験を実現するか?」の考え方トレーニングは非常に重要だったんだなあと思う時があります。

SEGA VR-1

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こちらは横浜ジョイポリスにあったアトラクションです。
ごらんの通り、VRです。
ライド型のアトラクションで、ユーザーは両手の動かない操縦桿を握りヘッドマウントディスプレイに映し出されいる映像の中心に敵を捉え、ボタンを押して撃破します。当時まだ自分は小学生で、たしかヘッドマウントディスプレイに頭のサイズが合わず、少し視点がずれていたような記憶がありますが、それでも「別の空間に自分がいる」体験はすごく貴重でした。一瞬の体験が、何度も何度も反芻され、記憶に刻まれています。

記憶と体験

一回目と言うことで、特に思い入れの強い三つをご紹介いたしました。
少しでも「こんなん見たことないわ」って感想を作れたら幸いです。

次回はこれら体感ゲームから何を学んで何に活かせているか、もしくはご紹介二回目を書こうと思います。

それではさようなら。

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