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「上海問屋のUSBダイナミックマイク」と「XLR to USBケーブル」のレビュー、というか感想の巻
USBマイクからいきます。こいつ↓です。
オーディオインターフェース持ってないのでUSB機器として見ていきます。
■結論
コスパは良いけど、価格以外でオススメできる理由が見出だせない。
音質・ノイズの具合を気にする人が使うには少し手間がかかるかも。
■本体(ハード)関連
胴体部分は金属、首(ボリュームスイッチがある付近)はプラ。
デザインはややダサいと思うが、胴体が金属なおかげで安っぽいとは思わない。
ミュートボタンはボタンタイプ。
押した際にいかにも電気信号を遮断しましたというような「ブチッ」とはならないが、
ボタン自体の「カチッ」という音がマイクにも入る。
背面にはXLR、USB-C、3.5mmステレオジャック。
イヤホン出力は優秀?
もはやスペックも定かではない恐らく16Ω前後のしょうもないイヤホンで、
出力ボリュームをMAXにしてもホワイトノイズは聞こえなかった。
(Windowsのラウドネス等化を使用)
■入力(マイク)ノイズ・音質・音量
ややホワイトノイズが目立つ。
それ以外でのハムノイズや周波数の妙なピークなどは見受けられない。
![](https://assets.st-note.com/img/1717662438806-4v7QlhUS43.jpg?width=1200)
「音質」は低音寄り。
80~100Hzあたりが6dB程度持ち上がっており、入力されたものもそんな感じがする音。
ちょっとやりすぎでは?という印象。
6kと10k付近?も持ち上がっているけど高音が痛い感じはない。
100Hz付近が強いせいなのか耳や音環境がクソ雑魚なのかは不明。
「音量」はマイクとの距離が20cm程度、Windowsのプロパティ内レベル100の状態で、
通常喋り-32dBFS(OBS音声ミキサー)前後なので音量を上げる工夫は必要だと思います。
ホワイトノイズが目立つのは音量のせいもあるかも。
ポップノイズ(吹き付け)耐性は期待しない方がよい。
■改めてまとめ
音声出力機器としては音質が良いかはともかく、ノイズが見られないため気軽に使用できる。
USBマイク(入力機器)としては音量調節やノイズ対策ができる人でないと厳しい。
低音が強いので自分でEQできる人かキンキンしがちな声の人に向いてるのかも。
ズブの素人が安いからと言って購入した場合、不満なく使えるかと言われるとかなり厳しいと感じます。
余談ですがもしかしてこいつ↓と同じなのでは?という話もあります。
だとしたらすごいことですね。
■XLR to USBケーブル
多分これ↓
買った理由
上記のUSBマイクがXLR接続だとノイズが気にならない、というのを見たから。
ワンチャンを期待していた。
感想
環境差かもしれないけど、と予防線を張っておきます。
かつ以下はすべて上記USBマイクでの使用時となります。
▼USB接続を維持したままこのケーブルで接続すると入力ノイズが大変増える。
USB側で音声出力して入力は変換ケーブルからというのが不可能。
▼結構強烈なハムノイズが入る
入ります。
▼20kHz以上でノイズが入ってる
おじさんなんで多分聞こえてないんですけど20k以上に周波数の盛り上がりがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1717666943504-f5HXw2BnoK.jpg?width=1200)
結論
僕の体験的にはカス。
ノイズが減るどころか増えている。特にハムノイズが具合悪い。
同等の価格ならこっちのほうが良かっただろうな~…
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