マラカイトとしての模索
malachite~マラカイトが動き始めながらも、私は模索の中いた。
それは、スタートアップは基礎化粧品の物販をしていこうと思っていた。しかし、思い描いていたようには状況は動いてくれなかった。販売しようとおもっていたものがオンラインでは販売が出来ない事が判明した。長く取引をしてきた会社でもあったので正直驚いた。しかし、仕方がないダメなものを引きずっていたって何も変わらないんだから。計画はゼロに引き戻された。やり方を変えていくことを考えないといけなかった。
出来ること、好きなこと、嫌なことを仕分けてみた
ふせんをベタベタと張りながら、自分を陳腐してみた。結構色々とでたけど、選抜するとこれが残った...
出来ることは、皮膚美容家として今までの経験をお客様に提供すること
好きなことは、肌のことを話したり、不調の状態を読み解くこと
嫌なことは、場所に縛られること、子供と一緒に普通の時間にご飯を食べる時間が持てないこと(失敗した経験を繰り返してはいけない)
やっぱり...これなのか...と改めて実感した。この嫌なことは絶対にしないように仕事のスタイルを決めようと決めた。
事業をする上で、「好きな事でお金をもらう」という考え方もあるが、好きな事だけをやると、身近なところで知らず知らずに犠牲者を多く出す。これは過去の私がそうだった。そして、好きが変わり出すことだってあるのだ。そうすると『好き』という情熱はもの凄い温度だから、覚める時は自分否定の沼に入っていったりしてしまう。それはリスキーだ、情熱も大切だけど、淡々と黙々と笑顔で続けられる方向で立て直してみようと考えた。
そこで、出来ることにちょっとフォーカスをあててみようと思えた。
40&50の素肌プロデュース
”エステティシャンとしてお客様の皮膚に触れないと何もできないのか?”
そんな問いを何度もした。でも応えはいつだって
”そんなことないんじゃない?” だった。
じゃあどんなことが出来るだろうか?この事を何度も何度も問いかけた。そして、2020年春の100人相談を思い出した。店舗でお客様と直接対話していた私が、オンラインで相談なんて受けたこともなかったそんな私が、106名の相談をオンライン上で行なえたのは新しい自分への可能性に気づけたことだったはず...
テスト的に2021年2月にスキンケアのオンライン診断をしたところ、とても遠くて直接会う事なんて不可能な場所から参加された方が、とても喜ばれたことも思い出された。
いずれも、40代50代の方が多く参加して下さった。
そして、ジワリジワリと私の心が動いた。
オンラインで商品をつくり、オンラインで40代50代の素肌をプロデュースし、韓国流の自宅エステを伝えてみよう!
エステティシャンとして肌に触れられないのなら、エステの方法を伝えていこう。直接ケアできないなら、直接伝授していこう。それがマラカイトとして、オンラインホームエステを始める動機となった。
やれるだろうか...という一抹の不安はない訳ではないが、やってみないとわからないってことを今まで何度も味わってきた。
できるかできないかではなく、やるかやらないかだ。
出来ることが前提で、好きな事も含まれている方向性を出せた私は、商品の作成に取りかかることになる。初めてのオンライン事業だ。
止まった時計を動かすまでに時間はかかったけど、見る視点を変えてみて、やり方を変えるヒラメキが出たことは、自分自身に ”ありがとう” と感謝したい。
エステティシャンとしてやり方を伝えるのは、仕事を無くすことだとは思わない。なぜなら、伝えるよりも、私の手でケアする方がもっと効果的で満足させられることを知っているから。
そのエッセンスをお伝えし、40代50代が新たな自分の魅力に気づき、自宅でケアしてもらうだけ...
いつか時が過ぎた時、私の手でケアできる日も必ず来ると思っているから。
こうやって、マラカイトとしての事業展開が確定し、今現在活動している。
まだスタート地点に立っただけ、malachite~マラカイトの『協力者』と言う意味を胸に秘めながら、出逢う方のスキンケアの協力者となるシゴト人でいたいと思っている。
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