2022/08/16 主治医からの電話

外出先に着いた途端、携帯が鳴り、病院からの電話。出ると、最近担当になった主治医からでした。急変したかな…とドキドキしながら話を聞くと、どうやら今朝も気管切開のチューブを自己抜去したそう。やるね!お母さん!!

最近は、痰吸引も行っていなくて、状態もよく、挿入していたチューブは5ミリほどの小さいものだったそうです。看護師さん達からも、早めに抜いてあげたいね、などと話が出ていたそうです。

そんなところでの自己抜去(2回目)なので、主治医から「最挿入せずにこのまま塞ぐのはどうか?」と提案がありました。

母はまだ62歳ですから、やはり穴が自然に塞がろうとする力はまだ強いそうです。

私は特に迷わず「私もそう思います。」と伝えました。母が意図的に抜去している物を外せる機会が来たのだから、断る理由はありません。

そして、今後状態が悪くなることがあっても、延命は希望しません。いたずらに母を長生きさせても、口から食事がとれないし、動けないし、母の心と身体に負担がかかるだけのように思います。

人は死に向かう生き物です。死は必ず訪れる。別れは辛いけど、いつかは受け入れなければなりません。

それにしても、気切の穴が塞がったら、声がもっとでるかな?母の理解力が少し測れるかな?と期待してしまいます。普通に面会ができれば、もっと刺激してやれるのに残念です。