2023/12/25 急遽一時帰国し面会

12月中旬、父や病院から連絡がありました。
経鼻胃管で栄養を摂っていた母ですが、どうやら胃が受け付けなくなってしまったようで、何度も嘔吐を繰り返していたようです。経鼻胃管での栄養摂取は困難。腕からの点滴も適当な血管が無くて難しいとのこと。代わりに、中心静脈カテーテルを足の付根から入れて高カロリー輸液をすることになりました。

仕事上でだったか親戚のことだったか忘れましたが、胃を動かさずに栄養を摂ることは寿命がかなり縮むと学んだことがあります。

この年末年始は日本に帰らない予定でした。母についても、何だかんだ長生きするのだと思っていました。春先に一時帰国の予定があるのでその時で良いかなと。

でも、この度の件でもうあと数年かなという認識が強くなり、今帰らなければと決心しました。

ちょうど病院のホームページをみていると年末年始の面会についてお知らせが。なんと、母が入院している病棟は年末年始の1週間、面会制限が撤廃されるとのこと。面会時間内の面会なら、誰が何人来ても良いそうです。あぁ…、やっと子どもたちの顔を見せられる…と、とても嬉しくなりました。

病院のこの決断に多大な感謝の気持でいっぱいです。
本当に有難うございます。

もしかしたら、子供たちにとってはおばあちゃんに会える最後の機会になるかもしれません。急遽手配した航空券の価格など気になりませんでした。協力してくれた夫に感謝しなければいけません。

このクリスマスの日、私だけ面会してきました。
母は以前と様子は変わらず。最初顔をみた時は目を見開いていましたが、意思疎通はやはり困難。視線はしっかりしているので認識は少しあると思いますが反応できないのでしょう。
鼻から管を入れる必要が無くなったのは、母にとって良い事なのかもしれません。

また書きます。