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「ラフヘスト」舞台観るの好きだし〜♪な話



★こだわり強め観劇女子の注意事項★
ネタバレなし!

千穐楽を迎えていますが、再演用に笑
●グッズ引換の列がすんごい!
開場すぐ受け取ったのでスムーズに行きましたが、
すごい列をなしておりました。
●トイレの列がすんごい!
私は10分前に行くのがルーティンなのですが絶対間に合わない!と思い、急いで外のお手洗いへ!
宝塚作品くらい激混みでした。


★観劇ログ(ネタバレあり!)

東京芸術劇場のシアターイーストで
ラフヘストを観てきたので、
感想を書いていこうと思います♪


まず、300人という小さな劇場でソニン様の歌を聴けるという幸せ…
いつも、帝国劇場や国際フォーラム、シアターオーブで聴いている方の素晴らしい音楽をあんなに近い劇場で浴びることのできる幸せと言ったら…♡
内容どうこうではなく、劇場がイーストと分かった瞬間から絶対に観る!と決めておりました。
が、勝手にウエストの方を思い浮かべておりまして、入ってびっくり!プロセニアムじゃない!!!
(プロセニアムというのはすごく簡単に言うと額縁みたいな舞台でして、帝国劇場とか日生劇場とかだいたいこれです!学校の体育館の舞台もこれです!)
勝手にミュージカルはプロセニアム!みたいなイメージがあったんです…が、とても良かった。
舞台美術に使われていたのは、SNSでも言われていましたが、前の月に観たミュージカルGARL FRIENDと同じようなあれ!笑
どう説明したら良いかわからないのですが、盆のようにぐるぐる回る、回す廊下のような橋のような!!コンパスみたいなあれでした!笑
しかも、プロセニアムじゃない!(何度目)
やっぱり臨場感というか没入感があるんですよね。
上下左右に縁がないから、映画で言う3Dのような…
スクリーンから出ちゃってる感じ。
同じような形の三軒茶屋のシアタートラムは席によっては視点が上からなのですが、今回は席もあまり高くなく、上の方の席でしたが、登場人物と目線が同じで、より引き込まれたような気がしました!!
また、始まり方が暗転ではなく歩いてきて喋りはじめるという、開演の切り替えが曖昧なのも無意識に観劇モードになっていって良かったなぁと。
そして、お目当てのソニン様!!
自粛期間明け初めて観たのがソニン様の舞台で、それから、観るたびに毎回特別な何かをくれる役者さん。普段は、役者さんが観たくて!よりも面白そうなストーリー!でチケットを買うことが多いので、歌舞伎以外でこの人を観たい!と思わせてくれるソニン様は特別なんです。
舞台はもちろん、メイクや作り方などその過程を発信してくださるところも魅力的だなと。作品の思い出が蘇るし、こんなことを考えるんだ〜、あ、このシーンはこんな人だからこう見えたのか…って
毎回、来月再演してよ!!!ってたまらなくなります笑
そして、やっぱりお歌。
ダイレクトに歌のメッセージが飛んでくる感じがたまらなく好きです。ドッチボールで敵の速い球両手でキャッチできたみたいな重いけど満足感がある感じ。

出演者は4人、ピアノとバイオリンだけでここまで満たされるのだから舞台芸術って不思議ですよね。
また、私的にすごく良かったのが古屋敬多さん!
今回初めてお目にかかることができたのですが、
最初のナンバーから心をギュッと掴まれました。
別れを感じ切ないのに笑顔で歌う…たまらない。普段踊ったりもしているんですって!!!
みんな悲しいシーンが多い中、古屋さんのお役はずっと笑顔、亡くなっても笑顔。逆に切ない!!
はじめにがっつり芸術家らしいナンバーがあったことで、ラフヘストのタイトルの意味がラストにしっかり受け取ることができました!!
若い2人が別れに向かって進むのに対して、古屋さんソニンさんは出逢いに戻って行く。
最初こそ、今はどこだ?となってたものの、ここで終わるのか!!とすごくスッキリ、それでいてハッピーエンドとなっていました。

今回、初めて韓国ミュージカルを見たのですが、すごく私のタイプでした。
韓国は超学歴社会と聞くのですが、その背景もあってか、頭を使う作品でした。
わかりやすくて誰でもわかる!というより、考えながら観ることで、深く味わうことのできる、そんな感じです。
個人的には構成が演劇っぽいというか、演出の効果かもしれませんが、セリフや歌詞と言った「言葉」がすごく大切にされている印象でした。
他にもSNSで小説のような!という感想を挙げられている方もいらして、確かに!という感じ。
まだ全然観劇数が少ないので、なんとも言い難いところはありますが、観劇後にあれって〜、あの時のって〜と考えるのが好きな人は、絶対に好きです!
また、日本のミュージカルは海外でどういう風なイメージを与えるのだろう…と、新しい興味が湧いてきました!!

★おしまい

今回、U25で観る予定が、カード会社の優待の方が良い席で安かったんです。こういう風に買えると嬉しいな〜って思います。

人はやがていなくなるし、そうしたら悲しみがやってくる。でも、思いの詰まったものが残っていると救いになるし、生きた証になることで残された人に寄り添ってくれるのだなと思いました。
そして、そんな残る大切なものについてを
残らない芸術である舞台作品で上演するのが面白かった!!
そして、冒険はしなくっちゃ!という主人公の明るさ、前向きさが未来を自分の手で切りひらいていてとても良かったです。


それではまた、
ご縁がありましたら★









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