オンラインオフラインバランス
職場でこの人はいい人だな、話しやすそうだなと思うとき、その人には
「雑談がうまい」「人の話を聞いてくれる」「相槌が絶妙」「場の雰囲気をよくしてくれる」
といったスキルがあると思う。でもこのスキルはオンラインコミュニケーションではあまり役に立たない。これから軽視され必要なくなってしまうのか。
デジタル化が進む一方でライブやフェスが流行るように、オンラインが進むとなおさら「人と直接会って話したい」と思う。そして、その人の「うんうん」というタイミングや、ちょっとしたときに会話に挟んでくる気遣いの癒し力を改めてすごい!と思う。
オンラインとオフラインの比率は大きく変わろうとも、「人と直接会って話したい」というニーズは、短くなろうともっと濃密になるかもしれない。
だから、より明るい未来にするためには、social distance・マスクだけじゃない解決法を模索すべきだと思う。
安心してコミュニケーションをとれる空間(例えば一人ひとりの間をサランラップのような柔らかく薄いもので区切ってウイルスからは防御するが、ちゃんとそばに人がいる実感は感じられる)を都市に設置するとか、ウイルスがつかない洋服やメイク・スキンケアの開発とか、顔を守るものも、コミュニケーションがしづらいマスクではなく、表情を隠したり話すことを阻害しない薄い柔らかい、そして透明な、これまたサランラップのようなものでふわっとカバーするものとか。
中長期戦になるのだからこそ、そういった取り組みを切に願う。
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