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大人、駄々をこねる

わたくし、もやしの自己紹介

もやしの勤めるオルタナティブスクールは子どもがやりたいことをやる珍しい学校。3歳から12歳の子どもが毎日通っている。
・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う
を大切に記事を書いていきます。

大人が駄々をこねると、子どもは・・・。

https://www.tiktok.com/@_ko081/video/7290115741972450561

「水曜日のダウンタウン」というテレビ番組。
突拍子のない様々な説を立証していく、とても面白い番組である。
今回は『駄々をこねる、大人がやっても有効説。』

子どもが欲しいおもちゃがあった時に
大人が「買いたくない!起き上がりたくない!」と言って床に寝そべって
駄々をこねる。
すると子どもが「欲しいけど、もう買わなくていい。我慢する」

子どもが大人の主張に耳を傾けて、譲ってくれたのである。

駄々をこねるとは

嫉妬や怒りといった感情は、誰かに向けられる感情である。
そのため、向けられた人に対してかなりの影響を与えやすい。
「怒られるからやめる」など

しかし駄々をこねるとは、基本的に誰かに向けられたものではない。
自分の感情を撒き散らしている形になる。
そのため、周りの人がキャッチしなければ、そのまま流される感情である。
言い換えると、周りの人の主体性に任される。

流石に動画のようにお店の床で寝転がられると、ある種の脅迫めいた感覚になるかもしれなが。

私が何を言いたいかというと
大人も駄々をこねていいし、感情的になっていい。
子どもは大人が思っている以上に、相手のことを考えて行動しているのである。

大人は子どもを子供扱いしすぎる傾向がある。
子どもだから、譲ってあげよう。
子どもだから、分からないだろう。
子どもだから、伝えない。

もちろん、子供と大人は違う。
しかし、大人も子どものように駄々をこねると
動画のように子どもが自分で考えて、行動して、譲ってくれるかもしれない。

むしろ、大人より子どもの方がよっぽど寛容で柔軟である。
(大人に駄々をこねていいイメージは湧かない)



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