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「Welcome to the “JD-STER”」 無料ダウンロードのご案内

国内唯一の2輪ドラッグレースシリーズ戦「JD-STER」の公式ソングを制作させて頂いた、シンガーソングライターの金やんです。
曲名は「Welcome to the “JD-STER”」。
JD-STERのプロモーション動画も僕のYouTubeチャンネルで公開させていただいたので、代表の中村圭志さんとの出会い、JD-STERとの関係性、楽曲制作の経緯について書かせてもらいます。

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Welcome to the “JD-STER”

JD-STER代表・中村圭志さんとの出会い

JD-STER代表・中村圭志さん

中村圭志
19才で本格的にドラッグレースを始め、1993年から全日本ドラッグレース選手権シリーズ戦に参戦し、1994年に初優勝。
その後8度のシリーズチャンピオンに輝く。近年はドラッグレース普及の為JD-STERを立ち上げ、現在に至る。

中村さんとの出会いは、ご縁を感じる非常に印象的なものでした。

バンドで福岡から上京してきた僕は、小田急線沿いの百合ヶ丘という街でメンバーとルームシェアで暮らしていました。
数年後シェアハウスを出た僕は、バンドマンや芸人、俳優など演者がたくさん集まる中央線沿の高円寺〜中野のエリアへ。

いわゆる夢見る演者仲間と日々あーだこーだと音楽論や演技論なんかを肴に酒を酌み交わす日々の中で、バンドにもいろんなことがありました。
いつしか自分の意識や周りの環境だったり向かっていくべき方向性について、何かが違う気がする、環境を変えてみたい、と思うようになっていました。

ひょんなことから巣鴨という街に出会い、中野から巣鴨に通い詰める日々。ここは第二の故郷だ、東京で新しい家族ができた、そう思える素敵な人たちとの出会いがありました。
そして何より僕は巣鴨という街の雰囲気がめちゃくちゃ気に入ってしまったのです。

まんまと巣鴨に引っ越してきてから2年くらい経ったある日、家の近くにあるスナックで中村さんと出会いました。
キャッキャと笑いながらサザンを熱唱する中村さんは、僕より随分と年上なのにお茶目な少年みたいで、地元の駄菓子屋や神社で悪巧みしている中学時代の先輩を思い出すようなそんな印象でした。

近くでバイク屋をやっているというお話から色々と聞いていくと、なんと中村さんは、僕に巣鴨という街の素晴らしさや温かさを教えてくれた、巣鴨の父と思っている方の中学の後輩だったんです。

巣鴨の父は男気があって頼りがいがあって、でもお茶目で少年みたいなかわいくてほっとけない、そんな人間味に溢れた方なんですが、中村さんもその方を兄のように昔から憧れて慕っていらっしゃると聞いて、なんだか僕はすごく嬉しかった。

そして、そんな話をキラキラ(ギラギラ?w)した目で話す中村さんのことがたまらなく愛おしくなってしまいました。

今では毎週のように一緒に顔を合わせる最高の巣鴨の兄貴です。

JD-STERとの関係性

アメリカ国歌歌唱

そんな中村さんが立ち上げて運営なさっているJD-STER。

僕自身はバイクには乗っていないのですが、福岡にいる兄がバイク乗り。
その影響もあって僕は今のアメカジファッションに辿り着いたところもあるので、バイクに憧れもありバイクの話を聞くのは大好き。
中村さんからレースの話を聞くたびに一度見に行ってみたいなと思っていました。

スナックで一緒に歌ったり僕の弾き語りライブに来てもらったりする中で、「金やん、英語の歌もけっこう歌えるの?」という話になりました。
バンドでは半分くらい英語の歌詞で歌っていたし、もともと英語も得意な方だったので何かリクエストあるのかな、というかんじで「そこそこなら歌えますよ」とお答えしました。

すると中村さんの口から「ちなみに、アメリカ国歌とか、、、歌える?」という言葉が。

ドラッグレースはアメリカ発祥のレースで、本場アメリカではアメリカ国歌(星条旗)独唱終わりにエンジン爆裂からのスタートという流れが見どころの一つ。
これからもっともっとJD-STERを大きくしていくために、その演出がもし可能になるなら団体としてすごく箔が付くからやってみたい、とのことでした。

もちろんアメリカ国歌なんて歌ったことはありませんでしたが、これはなんという大きなチャンス!と思い、二つ返事でやらせてくださいとお答えしました。

そんなわけでとりあえずやってみようということで、まずは中村さんが出場される別の大会「DRAG FESTIVAL」に連れて行ってもらい、なんと”君が代&星条旗のダブル歌唱”という大役で国歌独唱デビューさせてもらった次第です。

そして2021年「JD-STER」開幕戦と最終戦にて、歌手・西畑春之介さんの君が代とともに、僕は星条旗を歌唱。
今年2022年も5月4日に開催される開幕戦で歌います。

そもそも国歌「独唱」だなんて、メジャーの第一線で活躍されている歌い手の方でも余程でないとチャンスの巡ってこない激レアケースです。
それをまさか僕が、しかも君が代だけでなくアメリカ国歌までやることになるとは、いやはや音楽活動を始めた頃には想像もしていなかった状況。

こんな大役を任せてくれた中村さんには本当に感謝しかありません。
もっともっと歌手として力をつけてJD-STERに恩返しをしていきたいです。

楽曲を制作した経緯

中村さんのレースシーン

2020年の春からコロナ禍に入りステージの仕事や自分のライブ活動などが激減したため、YouTubeで「金やんチャンネル」を始めました。
でもなんと、始めてすぐのタイミングでパソコンがクラッシュして、動画の更新が頓挫してしまう状況に。

音楽の仕事が激減して生活にも余裕がない中でどうその状況を打破しようかということで、初めてクラウドファンディングに挑戦しました。
クラウドファンディングについては、この2年間で日本でも大きく知名度が上がり普及してきたとは思いますが、2020年夏の時点ではそれでもまだまだ一般的な知名度は低く、お金を集めるという行為に対して様々な意見が僕のクラファンにもありました。

そんな中、中村さんは「金やんの活動のためになるなら喜んで!」と【オリジナル楽曲制作権】を支援してくださった上に、「今大変な時だろうし、曲作るなんて気は使わなくていいから。いつかこれをギャラがわりにレース会場に歌いにきてよ!」と言ってくださいました。

そして、その数ヶ月後に国歌独唱のお話をいただいたんです。

JD-STERのレース会場ではいろんなアーティストの曲をBGMとして流していらっしゃるんですが、例えば運営の方や参加した皆さんがYouTubeにレース映像をアップしたりするときに、既存楽曲がそのままCD音源の形でBGMで流れていると著作権に引っかかって音声をカットしないといけなくなったり、場合によっては動画自体を削除されてしまうこともあるんですね。

そういった時に、レースの雰囲気に合うオリジナルの楽曲があれば、団体としても盛り上がるし著作権問題もクリアできていいのではないかと思って、曲を作らせて欲しいと中村さんに提案しました。

レースを見に行ったことがあると言っても、ドラッグレースの詳しい事情や専門用語などはまだまだわからないことだらけ。
中村さんをはじめJD-STER関係者の皆様に、ドラッグレースの魅力やご自身の大事にしている思い、好きなシーンや皆で共有しているイメージなどをヒアリングしてメモに残し、それをもとに歌詞を仕上げていきました。

バイク好き、ドラッグレース好きの方にはもちろん、あまり詳しくない方やまだドラッグレースを見たことがない方にも魅力が伝わるような、皆の思いが詰まったパワフルな楽曲になったと思います。

終わりに

こうして今では普段からお世話になっている中村さんにJD-STERと関わらせていただき、楽曲制作をするに至りました。
実際にレースを見させてもらうようになって、ドラッグレースやレースに懸ける人達に魅了されて大好きになったんですよね。

そんな中で、微力ではありますけどJD-STERの普及のお役に立ちたい。
もっと多くの人にドラッグレースの魅力を知ってもらいたい。
そんな思いでこの曲を作ったので、どなたでも無料でダウンロードできるようにしました。

「Welcome to the “JD-STER”」が、少しでも多くの人にJD-STERに興味を持ってもらえるキッカケになると嬉しいです。

5月4日の開幕戦に国歌を歌わせていただくことが決定しているので、参加される方は会場で見かけたら気軽に声をかけてください!
それでは、今年も熱戦が繰り広げられるJD-STERを一緒に楽しみましょう!

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Welcome to the “JD-STER”

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