#8_スタートアップCOOからラクスルに転職しました。
転職から3ヶ月も経ってしまいましたが、本noteは自分自身の人生の転機とも思える、転職の記録を記しておくものです。(5分以内に読了できます)
今年の6月1日からラクスル株式会社に転職し、『ハコベル』という物流プラットフォームの事業開発を担当しています。
ラクスルに入る前は
学生時代に起業をしプラグラミングスクールを運営したり、人材系のベンチャー企業で新規事業や営業、子会社の代表や投資・M&Aの領域を担当した後、前職ではeスポーツアプリの開発運営を行うAriiというスタートアップの取締役COOをしていました。この4 月で退任し、次の会社を探しながらフリーのコンサルとしていくつかの企業と関わって来ました。
1_このnoteを書く目的
今回ラクスル(ハコベル)に入社を決めた背景には、自分の人生観や仕事への向き合い方が大きく変わったことが大きな影響を与えています。
2.子どもが生まれ、変わった価値観。
2019年の暮れに第一子が生まれ、少し落ち着いたかなと思うタイミングで新型コロナウイルスのパンデミック。
家にいる時間がとても多くなったこと、家族が増えたことでそれまでの自分とは人生における優先順位が大きく変わったと明確に思います。
それまでは、分かりやすく言えば
・仕事で出世したり収入を上げること
・他人から評価され認められ何者かになること
こういうことに目が向いていて、なんなら「こういったことにガツガツしていること自体が自分の強みでもある」と思っていました。
それが、子どもが生まれたことにより、
家族や子孫を考えるようになり、子どもが生きる世界を考えるようになりました。
そして子どもたちが生きるこの日本を少しでも良くしていくことに自分の時間を使っていきたいと思うようになりました。
これは自分自身もびっくりすくらい大きな気持ちの変化でした。
3.退任理由
そういった気持ちの変化を迎えつつも、当時は資金調達やプロダクトのPOの業務をやっていました。
エンタメ事業、BtoB事業の難しさも知りました。
特に数字のヨミが難しいこと、消費者は往々にしてロジックではなく感情で動くこと、を頭で理解しても腹で理解するには時間が掛かりました(というかまだ完全には全然理解はしてないです...)。
そういったそれ以前のキャリアで身につけたケイパビリティが活かせる場面が少ないことに自分自身も苦労しましたし、チームにもたくさん面倒を掛けたと思います。
そんな状況の中、自分が持っていたメインの2つの領域でそれぞれ”プロ中のプロ”と呼べる人材が入社していただけることが決まり(これはすごい採用力と強運としかいいようがないですが!)、業務を引き継げることになりました。
持っていた領域でその道のプロが参画してくれたので、自分はまた違う優先順位の高い課題や領域に取り組んでいく役割ではあったのは自覚していたのですが、少なくとも色々考える一つの区切りのタイミングにはなりました。
会社としてはその道のプロが入りこれから!というタイミングでもあったのですが、これからの数十年先の日本社会に、自分自身も長い時間を掛けて変化を作っていくことへの思いも強くなり、自分の得意分野で経験がフルに活かせる環境に身を置く方が良いだろうという判断のもと、退任を決断し、後にCEO等とも相談し退任に至りました。
4.なぜハコベルを選び、ハコベルで何をするのか
4月末に退任した後は複数の会社でコンサルティングを行いつつ、転職先を探していました。
ありがたいことに何社かお声がけをいただいたり、転職エージェントを使って順序通り面接を受け、内定もいくつかいただきました。
毎回転職活動をすると、世の中には素晴らしい会社がたくさんあるなぁ。。全部に複業的に関われたらいいのに、とは思うのですが、
今回は基本的には1社に絞りその会社というよりその業界にコミットしていこうと考えていたのでラクスルのハコベルにお世話になることを決めました。
▼選んだ4つのポイント
物流業界は未経験ではありますが、マッチングプラットフォーム自体はクラウドワークス時代に経験があり、そのときの経験が今でもとても活きていると実感しています。
5.1000億円への道
社会や産業を変える、もしくは影響力を持つためには必然的に「規模」が必要です。自分は単一事業で少なくとも1000億単位の売上規模にならないとそのステージに立てないと思っています。
なので、とりあえず僕自身は『ハコベル』を、売上1000億円に最短に到達させる、という目標だけを持ち(組織上は別のOKRとか目標とか評価指標がもちろんありますw)、色々役割を頂きながら日々色々なメンバーと楽しくやっています。(代表の松本さんの記事で2037年に1兆円、と書いてあって、「ん、15年で1兆円ってことは1000億到達なんて全然時間ないじゃんやばい」とはなってます笑)
noteが長く冗長化していってしまうので、今回はここで終了しますが、
6.最後に、
前職のメンバーのみなさん、株主のみなさん、関わってくださったみなさん、本当にお世話になりました。短い期間ではありましたが本当にエキサイティングな時間で濃密で充実した自分の人生にとってかけがえのない時間を本当にありがとうございました。
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