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ベトナム入国レポート - 再入国編

またか!って感じですが、はい、再び入国しました。今回も入国から隔離解放までを一気にレポートしたいと思います。

まず始めにこのレポートはあくまで体験談を記載しているだけであり、入国やこの内容通りの隔離生活を保証するものではないですし、書いてることと違うことが起こることもありえるので、その点はご了承ください。また、そういった不確実性に、周りの協力者を含め自身で対応する自信がない方は、現時点においては入国すべきではないと個人的には考えます。

また、入国に関する情報が最もまとまっているのは、前回の時から同様、在ベトナム日本大使館の下記ページです。更新日付からも分かるように職員さんによって文字通り日々更新されています。最新版は常にこのページの情報を元とするようにしてください。

入国許可を得るまで

前回同様ですが、引き続き査証免除が停止されている為、入国許可が必須になります。前回帰国時(11月)から、次は1月ぐらいかなぁーって考えていたので、現地パートナーとも連絡しあい、1月渡航に向けて動き出しました。

基本的には、前回と同じ書類で良く、使い回しも出来るとのことだったので、そのまま使ってもらい、申請を進めてもらったのですが、一度拒否されてしまったようで、追加の書類として、私がITに関するExpertである証明、と言うのが必要になりました。

こちらのフォーマットは、現地側からもらえたのでそれを元に作成し、またも士業の方にお願いして、領事認証やらをもらって、スキャンデータをベトナム側に送って、と言う感じで進めていきました。

そして、無事に入国許可をもらうことが出来ました。この時、既にANAが示す期限を超えていたのですが、ANAハノイに事前に連絡してもらい、無事に予定通りのフライトを予約することができました。ANAハノイの柔軟な対応に感謝!

成田空港にて

前回の時からダイヤが変わっており、少しフライト時間が早まっており、最寄り駅の始発にて成田へ向かいました。途中、NEXに乗車しましたが、前回よりは乗客が増えていました。前回は、ほぼ貸し切りみたいな感じでしたが、今回は、数人は乗ってるかな、と言うところです。

もちろん、それでも通常時よりも少ないことは明らかです。交通インフラを支える会社は、非常に厳しい状態でありながらもしっかりとインフラとして維持されていると言うのは、本当に感謝しかありません。

そして、成田空港へ着き、ターミナルへ向かったところ、長蛇の列が!?何事!?と思いきや中国行きのようです。並んでる人の会話から中国人の帰国者と言うことなのでしょう。びっくりしたー、勝手にベトナム行きぐらいしかないだろうって思ってたので、こんなに乗るのか!?と驚きました。

隣のカウンターがハノイ行きだったのでそこへ向かったところ、そこもまぁまぁ並んでました。搭乗時になんとなく数えた感じでは、50名は乗ってるかなと言うところだったので、そのぐらいの人数が並んでいたのでしょう。

数ヶ月で帰ると言ってる人もいれば、いつ帰れるかなぁーって言ってる人もおり、様々です。そんな中、2人娘を連れた4人家族の会話がちらっと聞こえ、どうやら次に日本へ帰れるのは夏休みぐらいだろう、そこまで日本のお友達に会えない、みたいな感じで涙ぐんでました。

切ない・・・切なすぎるぞ!コロナ!!

早く終息することを願うばかりです。

そんなこんなで、前回は稼働していなかった自動認証ゲートにて出国手続きを済ませ、出国後エリアへ。

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ブランドショップが再開されており、また、ちらほらと人も見えたので、前回のような「全ての人類が消滅してしまった廃墟」みたいな感じはなくなっており、「でっかい空港を作ったはいいけど、思ったより需要なくて閑散としてしまった地方空港」みたいな感じにはなっていました。なにより、ショップが開いているだけで、温かみを感じれるのは安心感もあり良かったです。

ノイバイ空港到着

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更に時を進めまして、ノイバイ空港到着です。到着後、順番に降機してもらうとの案内があり、ビジネスクラス→28列目まで→全員と言う順序で降りていきました。降りた先では、陰性証明書をチェックされ、その後、VISAを既に持っている人でも、一旦、アライバルビザのカウンターに並び出国許可書をチェックされます。

そこでチェックされた後に通常通り、入管へと並び、前回同様、パスポートを没収されつつ無事入国、となります。ちなみに、降りてすぐのところで、こんな紙を配っていました。

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パスポートが没収される件が記載されているのは良いですね。何も知らずに没収されるとかなり不安だろうなとは思っていました。

さて、今回も専用車に乗ってホテルへ移動なんですが、前回はなかったあの防護服を着てくれ、と言うことで手渡され、空港のターンテーブルの前で雨合羽を着るかのように水色のあの防護服を着ます。ゴム製の手袋、メガネ、帽子で頭もすっぽり覆います。(ホテルに着いてからの写真ですが、こんな感じ)

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そして、渋滞にあいながらも現地時刻4時過ぎぐらいに部屋へ到着。隔離スタートです!空港には2時前ぐらいに着陸しましたので、部屋までの所要時間2時間半ぐらい。まぁ、そんなもんですね。

2度目の隔離生活

隔離生活中の詳細は前回とほとんど変わらなかったので、前回レポートを見てもらった方がいいかなと思います。前回の隔離生活レポートはこちら。

ただ、とてもとても大きな変更点がありました。なんと、隔離中のPCR検査2回が、鼻咽頭ではなく、口の奥の粘膜採取のみとなっていました!!!

あの鼻から綿棒ぐりぐりがないだけでなんと幸せなことか!

あ、後、そういえば、前回の教訓からふりかけ、インスタント味噌汁、高カカオチョコを持ってきましたが、ふりかけはかなり効果が高いと感じました。どうしても味の変化が少なく飽きが出てくるのですが、ふりかけ(5種類パックみたいなやつ)だと、色々と味を変えることが出来、持ってきて良かったなと思いました。

それと、前回同様、現地友人からの差し入れをたんまりといただき、週末には1人フルーツパーティを開催しました!!

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解放!

てことで、なんだかんだと14泊15日の隔離生活を終え、本日より通常の生活を送ることとなります!ハノイの皆さん、これからよろしくお願いします!

最後に前回レポート同様、費用明細を記載して終わりにしたいと思います。

領事認証書類取得(特急対応、Expert証明書):53,520円
ベトナム大使館でのVISA発給(2年マルチ):24,500円
PCR検査(証明書費用込):38,500円
ANA(成田→ハノイ片道):39,423,000VND
空港からホテルへの車:5,500,000VND(なぜか、前回よりも値上がってます!)
Hoa Binhホテル(3食込、14泊15日、Superiorルーム):30,800,000VND(前回は、Deluxeしかなかったのですが、今回は、最安タイプの部屋です)
隔離中の検査:1,468,000VND(ホテル費用に込みだったのか、前回はなかった項目です)
海外保険(東京海上日動、60日分):60,040円

合計(1円=222VND):524,267円

まぁ、やっぱり、ホテルと飛行機代が大きいですね。この2つだけで全体の半分以上を占めてますからね。どちらももう少し節約することも可能なのですが、ハノイ行きであることや体調や仕事環境などを優先するとこんなもんかなぁと言う感じです!

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