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働く幸せ~仕事でいちばん大切なこと~

ひな祭りの日に、夕飯をJKの娘につくってもらったかねこです。

おすすめ書籍「働く幸せ」の紹介をさせてください。
読んだきっかけは、「五方良し経営」という言葉との出会いでした。

「人の幸せは、働くことによって手に入れることができる」という、故・日本理化学工場(株)会長大山氏の言葉から、本書ははじまります。
人間の究極の幸せは、次の4つで、働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるそうです。
1.人に愛されること
2.人にほめられること
3.人の役に立つこと
4.人から必要とされること

生き残るのは地域に貢献する企業です。地域に支えられてこそ、企業経営を永続されることができるんです」と語ったコンサルタントの登場にトキメキました。

大山氏は、「施設は生活を、仕事は企業が」というメッセージとともに、福祉のあり方に疑問を投げかけます。
この背景には、「お世話手当」で気持ちをおさめ、健常者が障がい者の仕事ぶりを管理するやり方が招いた自社内の「軋轢」がありました。

養護学校の先生の熱意に心を動かされ障がい者雇用をはじめた大山氏でしたが、雇用するにあたり相談した先代の言葉に心があたたまります。
「知的障がい者が働く会社が1つぐらい日本にあってもいいだろう。やってみたらいい」

大山氏が夢物語ではないと断言した、「経営者も、正社員も、派遣社員も、男性も女性も、老いも若きも、そして障がい者も、分け隔てなく、みんなが「働く幸せ」を実感できる社会」をつくりたいと、私も強く思います!

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