SUNs「ふるさと」〜常滑焼散歩道
8月21日と22日の土曜日、日曜日を利用して、帰省してきました。
私は愛知県知多市というところと常滑市というところのちょうど間に位置するところに4月まで住んでいました。
ほぼ3ヶ月ぶりということもあって、それほど町も変わったところもない分、それほど大きな感慨とでもいうものはなかったのですが、東京へ戻って来た時に、自分の今住んでいる町の雰囲気が、気楽なものにも思えて、改めて私はずっと暮らしていた知多市が故郷なのだなと、そこで初めて感じたのでした。
写真は常滑焼散歩道にある窯元で撮らせて頂いた写真です。
常滑市は愛知県の名古屋から南へ30kmほどの場所に位置します。
中部国際空港、セントレアがある市といった方が分かりやすいかもしれません。
昔から日本六古窯の一つ、常滑焼の産地として栄えました。
名古屋鉄道常滑駅から東へ向かって少し歩くと、小高い丘に昔ながらの住居が密集しており、煉瓦造りの煙突がいくつか頭を出している場所があります。
そこにあるのが常滑焼散歩道、常滑焼のお店や窯元が集まっています。
私は学生の頃よく自転車で遊びに常滑まで出かけ、駅の辺りを散歩しました。
常滑焼散歩道を歩くと、道や壁、様々なところに土管や割れた焼き物などが埋め込まれているのがあちらこちらに見られます。
これはかつて常滑が土管の生産量日本一を誇った名残と言われています。
使用し終わった土管や焼き物を、道や壁に埋め込み、再利用しているのです。
この、独特な街並みは、愛知県常滑市のパンクバンド、SUNsの「ふるさと」という曲のPVでも見ることができます。
私が帰省して常滑焼散歩道を歩いて思い出したのは、この曲でした。
SUNsは2012年に愛知県常滑市で結成。
名古屋を中心に活動しています。
メロコアを基調としつつも、山車祭りの囃し手である彼らにしか出来ない和テイストの音色は、爽やかでどこか懐かしく、常滑という街をその音で表すかのようです。
「ふるさと」は1st mini album「南風」から。
海辺の街、常滑の古き良き街並みが詰まったPVとなっており、常滑焼散歩道とそこにある公園で撮影されています。
歌詞も大人の視点から子供の頃の思い出が浮かび上がってくるかのような甘く苦いものになっており、Ba,Voの加藤 奨のストレートな歌声は、大袈裟に言ってしまえば記憶を直接引き摺り出そうとするかのように訴えかけます。
SUNsはmini album「Out of the Sea」をリリースし、レコ発ツアーも決定しています。
7/30日には下北沢SHELTERにも出演。
ご興味ある方は是非一度観に行ってみてはいかがでしょうか。
” HAPPY MONDAY” vol.3 〜SUNs 2nd mini Album 「Out of the Sea」Release Tour〜
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV¥2000 / DOOR¥2500
【発売日】
5/26〜e+・SHELTER店頭・各BAND予約
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