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任意整理をして商品引き上げを求められるケース

金田でございます。

任意整理は、クレジットカードやサラ金、ローン、後払いなどを3年〜5年の分割に組み直せるよう、各債権者と交渉して手続きを行う、借金の整理方法です。

一部では、任意整理をすると、商品の引き上げを求められることがあります。

なぜ任意整理をすると商品の引き上げを求められるの?

クレジットカードやローンで購入した商品には、基本的には「所有権留保」がついています。
「支払いが完了するまでは、その商品はカード会社が所有権を持っていますよ」という意味です。

車がイメージしやすいかもしれません。
ローンを組んで車を購入する場合、車検証をみると所有者の欄がローン会社の場合があります。

所有者がローン会社になっている場合、万が一、支払不能になってしまった場合は、車が引き上げられてしまいます。

クレジットカードやローンの契約書をみると、こうした所有権留保に関する条項が記載されています。

(所有権に関する推定)

第七条 第二条第一項第一号に規定する割賦販売の方法により販売された指定商品(耐久性を有するものとして政令で定めるものに限る。)の所有権は、賦払金の全部の支払の義務が履行される時までは、割賦販売業者に留保されたものと推定する。

e-GOV法令検索|割賦販売法

正直なところ、商品の引き上げはそんなに多くない

ただし、実際のところクレジットカードに関しては、任意整理を進めたとして商品を引き上げを求められるケースはそんなに多くはないです。
(私は見たことがない)

やはり多いのは車ローンに介入する場合ですね。。

とはいえ、車はなるべく手放したくないという人も多いため、そういった方は手続きを除外して、その他の債権を任意整理で進めて、返済計画を練っていきます。


余談ですが、商品の引き上げを求められるケースで、多いのはペイディです。
特にApple製品を、専用プランで購入している場合、引き上げが求められます。

他の後払いではあまり求められることはないので、そういった点ではペイディが異質な感じはしますね。

ご参考までに( ˘ω˘ )

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