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190_スピードペアマッチ(英語:果物野菜15)・・・バナナじゃなくてbananaがふつうになってしまう・・・

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 考えてみれば、ボクたちが当たり前に使っていて、ふだんは、準日本語としてつかっているカタカナ日本語(いわゆる外来語)はとてもたくさんあります。

 外国語が、日本語として定着する時に、どうしても日本語の仮名に当て当てはめる必要があり、その結果、日本語風にアレンジされるのでしょうね。

 banana は、耳で聞くと、 あくまでも bananaであり、もし仮名文字がなければ、耳で聞いたとおり、banana って発音するのでしょうが、一旦、仮名変換されてバナナ って表記されると、banana は、バナナとして日本の津々浦々に浸透します。・・・よくカタカナ英語じゃダメ、通じないよ!と言われますが、こんなにもたくさんの外国語を、日本人にとって聞きやすく発音しやすく、表記しやすい形に変換した先人はスゴイと思います。

 ボクはそういった先人をきちんとリスペクトする姿勢が大切だと思います。

 だって、バナナ と banana は、文字として見た目は、全く違うけれど、聞いた感じは、こだわらなければ、近似値じゃないでしょうか?これってすごいことじゃないですか。

 初期の英語学習では、食べ物や、動物などが取り上げられることが多いと思います。準日本語化された言葉が多いので、親しみやすいことがあるのでしょうね。

今回の教材もそうですが、「バナナは banana」と発声しますので、日本語と英語とがつながってきます。

「あなたが好きな果物はなんですか?」とお子さんに尋ねると、

「バナナです!」 じゃなくて

「banana!」と答えるかも知れません。

だからって、それがなんだ・・・ということですが、

 過去の歴史の中で、banana が バナナと変換されて日本人に定着し、それが再び、banana と逆変換されて子どもたちに定着する・・・と考えると面白いとボクは感じています。

 ところで、「バナナ」って、他の国では、どのように、表記されて、どのような発音になるのでしょう?   (次回に続く) 

2022/02/06  カネッチ

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