見出し画像

勉強し過ぎでバカになってる二代目社長 まずは自分の心を開く所からですよ! No.529

昨日も素晴らしいご縁をいただき、二代目社長の伴走をさせていただきました。

悩みの無い経営者はいないといいますが、皆様色々な悩みがありますね。他人から見ればそんなのは悩みのうちに入らないとか、うらやましい悩みだと感じたりしますが、本人は深刻に悩んでらっしゃる場合も多々あります。

多くの二代目社長とお話させていただき、私自身が悩んできたことや、私も以前感じていた葛藤にどう向き合ってきたかなど、自分の経験をもとにお話させていただいています。

昨日も従業員の皆さんとコミュニケーションがうまく取れないというお話でした。

社長に「どんな社長になりたいんですか?」と話を伺うとまさに以前の私と同じ状態で、理想の社長像が「頭が良くて話がうまくできる人」でした!

確かにそれが出来るとかっこいいかもしれませんが、社内のコミュニケーションには全く必要のない能力なんです。そんな力を求めて勉強をされていました。

ダメな社長にありがちなのですが、外へ行き勉強すればするほど知識だけが増えて、実践をしていないので机上の空論になり、学んできたことを力説すればするほど社員が離れていくという悪循環です。


解決するのはとても簡単で、現場へ行き現場の皆さんの声を聞いてそれに応えていればすぐに会社は良くなります。


はっきり言えば、従業員の皆さんは社長が何を話すかなんて興味が無く、自分の働く環境がどうなるか、給料が上がるかなど自分に関わることには興味がありますが、社長の話し方なんて全く興味ありません。(実証済み)


相手が求めているものが何かわからなければ、いかにうまく話をしても相手に届かず全く意味がありません。


二代目社長にありがちなのは、子供の頃から何不自由なく過ごし、ちやほやされるのが当たり前で、周りの方が気を使ってくれる環境が多いため相手の気持ちを知る能力が低い方が多くいます。

また、もう一つの要因として何事も金銭解決できたので、相手に気を使ったり相手の事を知ろうという意識が低くなります。

小学校の頃を思い出してください。あなたが人気があったのではなくあなたの家にあるゲームや、ふんだんにあるお菓子に皆さん集まっていたんです。

学生や社会人になりたての頃モテたのは、あなたではなくあなたの後ろにある財産が魅力的だったんです。

ちなみに私は両方に該当していましたので、人の気持ちを知る事が本当に苦手でした。まず相手の存在を認めるという事から始め、相手に感謝出来るようになり、そこでようやく人の気持ちがわかるようになってきました。

まず自分の心を開き従業員の皆さんに、しっかりと気持ちを込めて話すところからがスタートなのですが、それが出来ていない二代目社長が多くいます。

「社長は偉くないといけない」という変なプライドは捨て、心を開いて接すれば皆さんに伝わるんですけど、それが出来ないんですよね。

昨日は、私も実例を交えながらお伝えさせていただきましたが、明日以降少しでも変化があると嬉しく思います。

時間はかかるかもしれませんが、伴走していきます!

今日の一言
社長は偉くないといけないという幻想を捨てる
まずは自分の心を開いて従業員の皆さんと雑談で良いので話をする

相手に聞いてもらうにはうまく話す事よりも、思いを伝える事です。
そんな練習する場を作りました。
皆さんで想いを伝えられるように練習していきましょう。


よろしければサポートお願いいたします。サポートいただいたお金は日々のビールやおつまみにありがたく使わせていただきます。間違っても募金箱や賽銭箱に入れませんのでご安心ください。