No.177 経営アドバイスは自分の勉強
本日は中高の同級生の会社へ経営のアドバイスへ伺いました。
今日はアドバイスの前段階でヒアリングだけでしたが、同じビジネスでも色々な世界がある事を学ばせていただき、私の方が勉強させていただきました。
彼の会社は原料系の開発ベンチャーで、まだ量産には至らず研究段階での製品を開発していますが、創業者としてまだ世に出ていない物を創り出し世の中のための発展に貢献するという強い意志を伺い、そういった一般企業と違うベンチャーという世界があるのは知っていましたが、実際にに目の当たりにする事でイメージとなり、私も新しい世界を知る事が出来ました。
先日ランドロイドのセブン・ドリーマーズ社が世間をにぎわせましたが、このような世の中にない物を世に出すという世界は、言い方は悪いですがゴールドラッシュ中のマイニングのような側面があり、宝探しのようにすべてが成功するのではなく失敗するのが前提という世界でどれだけ信念を持ち続けられるか、またその信念に支援を集められるかという、一般的な企業とは違う視点で仕事を進め研究開発をし、経営者としてもそこに注力しなければいけないという事が衝撃でした。
いつかはゴールにたどり着くという信念が無ければやる意味もありませんが、それが夢物語ではただのほら吹きになってしまいます。
そういったベンチャーに投資する金融機関やベンチャーキャピタルも、金融機関の貸付金の金利ように年率数パーセントのような確実なリターンを求めているのではなく、10社に1社もしくは100社に1社が研究成果を実現し100倍以上のリターンがあれば良いというスタンスで投資をされています。
とは言え、企業である以上一番大切なのはその会社の理念で、その会社が何のために存在しているか、何をする事が一番世の中のためになるのかを真剣に考えていれば、自然と結果はついてくると思います。
開発ベンチャーの世界では知識も少なく中々アドバイスできませんが、経営理念やビジョン、何のために経営をするかといった悩みはいつでも解決できます。
今日はアドバイスまではいきませんでしたが、今後はそういったアドバイスが出来るよう精進していきます。