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常に何のためにやっているかを意識する No.323

あなたの目標は何を基準に立てられましたか?

先日娘の通う予備校に三者面談に行ってきました。
娘は現在高校1年生なのですが美術系の大学に進学したいという思いがあり、美大・芸大進学用の予備校に通っています。私は美術的素養が全くなく、美大や芸大の受験の状況が全く知りませんでしたが、美術芸術系の大学は複数年浪人して入るのが当たり前という環境です。
というのも、現役時代は普通の授業があり、絵を描く事にあまり集中できないので浪人し、そこで初めて絵を集中して書き技術を上げていくという流れだそうです。

しかし、娘が通う予備校では現役のうちからしっかりと絵を描く事にも時間を取り、現役で合格する事に力を入れている予備校で、昨日も先生から「しっかりと頑張れば現役合格も可能です」と、とてもありがたい言葉をいただきました。

そこで大切なのが、美大・芸大にも大きく分けて日本画・油画・デザインの3つのジャンルがあり、どこに進むかを決める事が大切だという事です。
どこに進みたいかという話をしている中で、日本画や油画は学科の点数は低くても合格できる可能性があるが、デザインだけは学科が出来ないと厳しいという話が有りました。

その話の中で娘が、学科が出来ないので日本画にしようという話をしていた時に先生から、勉強が出来る出来ないで進路を決めるとあとで後悔するので本当にやりたいことをやったほうが良いというアドバイスを頂きました。

本当はデザインがやりたいのだけど、学科が出来ないから日本画に行くのではなく、まずやりたい事を本気で考えデザインへ進むと決めれば、勉強も目的が明確になるのでやる気も起きてくるし、集中して出来るようになるからと言っていただけました。

やはり大切なのは何のためにやっているかという目的の部分だと思います。
目的が明確であれば今までいやいや取り組んでいた勉強も意味が変わってきて、その目的のために集中して取り組む事も出来るようになります。

仕事でも同じことが言えると思いますが、売り上げを上げる事を目的にしてしまうと達成しても次々と目標が高くなりいつまでたっても達成感が得られず、最終的には疲弊してしまいます。
しかし目的がお客様の笑顔や、従業員が幸せに働ける環境であれば一つ一つを達成した時にお客様や働いている皆さんからの良いフィードバックがあり、お金以外の報酬も得られるため、苦労と思わず取り組みを進めることが出来ます。その取り組みにお客様がさらに良いフィードバックを頂けることになるので良いスパイラルに入っていきます。

何のためにやっているかを明確にする事、その目的を明確にして取り組めばいつもなら大変だと思うような仕事も苦労だと思わず、より良い仕事が出来るようになります。

いつも目的を明確にして取り組んでいきましょう。

今日の一言
目的をいつも明確にする

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