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昔はこれくらい余裕だったはずが、、、No.330

あなたは全力を出している瞬間がどれくらいありますか?

週末に少し古い映画ですが1999年上映の「ファイトクラブ」を見たのですが、正直な感想は「こんな面白い映画を見逃していたなんて、、、」というくらい色々な意味で衝撃でした。
とは言え、20年前にこの映画を見ても今と同じ感想を持つことは無く、今この歳で、今までの経験があるからこんな感想になったのも事実ですが、とにかくインパクトのある映画です。

映画の所感は別にして、とにかく感じたのは「何事にも全力で取り組む大切さ」というポイントです。多分20代の時に見たらそんな感想にはなっていないと思いますが、46歳の今はとにかくそんな感想を持ちました。

日々全力を出し切る大切さは色々な昔話にあり、「うさぎとかめ」の話などもありますが、私が聞いてなるほどと思ったのが、「3人の農夫」の例えです。と言ってもうろおぼえで概略のストーリーだけですが、ネットで検索しても出てこないので概略のままこちらに書いてみます。

200の力があるAさん、100の力のBさん、50の力しかないBさんの3人の農夫がいます。
Aさんは200の力があり毎日それほど力を出さなくても裕福にやっていけるので3年ほどそんな生活を続けるとその習慣から1割ほど力が落ち180の力しか出せなくなります。
Bさんは100の力に満足し毎日ぴったり100の力で仕事をするので能力は変わりません。
CさんはAさんBさんを見て、自分も何とかしたいと思い日々全力の力を出し切っていると50しかなかった力がいつしか51出せるようになり、52になり、3年の間に55の力が出せるようになりました。

こんな生活を30年過ごして3人が自分の畑を見てみるとBさんは相変わらず100の力のままですが、Aさんは今や8割の力も出せなくなっています。
ではCさんはどうなったかと言えば今ではAさんBさんも凌ぐ120近い力が出せるようになっていました。
概略そんな内容の話ですが、皆さん身に覚えはないでしょうか?

全力を出す習慣のある人はいつの間にか能力以上の力を発揮し、出さない習慣の人は出なくなる。
上記の例で言えば50を1割ずつアップしていくと10回目で117になるのに対し、200を1割ずつ減らしていくと10回目で77になります。この計算の怖いのは複利になるので年数がたつほど加速します。

日々全力を出す習慣のない方は今自分がどれくらいの力を出しているか意識されてみてはいかがでしょうか。
もし全力を出す習慣のない方は一度全力で何かに挑戦することをお勧めします。

という私も日々全力でやっていなかったことに気が付き、日曜日の朝はジョギングではなくインターバル走をやってみました。
1分全力で走ろうと思いましたが、なんと1分が走れず途中で足がもつれる始末でした。
これが現実で、ジョギングも負荷がかかっていないと能力は上がらないのですが、普通の練習ではそんな負荷をかけることはありません。これが続くとなるとぞっとしますね。

いつの間にか以前の半分の能力しか出ないなんてことが無いよう、私も仕事もプライベートも全力で取り組んでいきたいと思います。

今日の一言
日々全力を出す習慣をつける

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