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業界のあたりまえを信じない No.308

あなたは「うちの業界はこんなもの」と決めてしまっていることはありませんか?

先週クライアントの株式会社名城ナノカーボン様で、社員向けの経営理念の発表及び説明会を行いました。

株式会社名城ナノカーボンは製品系のベンチャーで、社名の通り大学の研究室と連携を図りながらカーボンナノチューブの研究開発と製品化を進めている会社です。

橋本社長とは中学高校時代の同級生で、高3の時に同じクラスでしたがお互いに文系のクラスにいましたので、彼がこういった開発系のベンチャーを立ち上げたというのはかなり意外でした。

意外といえば、私もこうして彼が社長をやっている会社にコンサルとして呼ばれていることも、当時では想像もつかない結果となっているので、人生は何が起きるかわからず面白いと思います。

また、恥ずかしながら私の高校3年時の成績が約500人いた生徒中、確実に下から10位以内だったのですが、そんな私がコンサルとして橋本社長に指導する立場にいるという事も想像は全くできていませんでした。本当に人生何が起きるかわかりません。ちなみに橋本社長の名誉のために言っておきますが、彼は私とは違いずっと上の成績でした。

橋本社長とも話をしていましたが、当時の私は全く勉強していませんでしたが、その反動か今は学びが楽しくてしょうがなく色々な学びを続けています。今思えばもっと歴史や地理、古文や漢文も勉強しておけばよかったと思うこともありましたが、その時はその価値がわからなかったですし、今だからすんなりと吸収できる物もあるので、これでよかったのだと思います。

今回サポートさせていただき私も学びになったのは、こういった開発系のベンチャー企業はまず研究資金を集めるところから始め、最終的に理想とする製品ができると一気に企業価値が上がりIPOを目指すというスタイルが多く、その開発段階では赤字が基本という考え方で進まれている点です。

そんな中でも名城ナノカーボンは今期で15年目となり、組織も大きくなってきたので橋本社長が企業としての成り立ちも考えたいとのことでサポートに入らせていただいています。今回はまずは基本となる経営理念を策定され、働いている皆さんと同じ思いで会社を運営できるよう、その理念の浸透を進めていきます。

また、ベンチャーで赤字でもしょうがないと考えられている部分もありますが、超高品質なカーボンナノチューブを生成されていますので、企業努力によっては、赤字幅を減らすことや黒字化も可能だと考えています

そんなサポートを引き続き続けていきますので、皆様も株式会社名城ナノカーボンがニュースに出る日を楽しみに待っていてください。
橋本社長応援しています!

今日の一言
業界のあたりまえを信じず黒字化を目指す!

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