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韓国ドラマ「ソンジェ背負って走れ」“ビックリ”だらけな話


ストーリーや配役はもちろん、制作背景まで奥が深い韓国ドラマ。
見れば見るほど、知れば知るほどその沼から抜け出せなくなってしまった韓ドラマニムがそんな韓国ドラマの裏の裏を紹介!

今回は、大ヒットドラマ「ソンジェ背負って走れ」の実は“ビックリ”なことを紹介。



tvN「ソンジェ背負って走れ」キャラクターポスター

ビョン・ウソクの制服姿にビックリ

劇中バンド「ECLIPSE」ボーカルでトップ俳優のリュ・ソンジェを演じた俳優ビョン・ウソク。まぶしい制服姿に胸キュン視聴者も多かったのだが…なんとビョン・ウソクは1991年10月31日生まれの32歳(2024年5月現在)!
有望な水泳選手の高校生から30代のトップスターまで見事に演じきり、株もググンと急上昇。


tvN「ソンジェ背負って走れ」劇中バンド「ECLIPSE」

ビックリな劇中歌の大ヒット

ドラマの人気に伴って、バンド「ECLIPSE」が発表した「Sudden Shower」も韓国のみならずアジア各国・地域で人気に。特にアジア地域でサービスされているVluでは、2024年5月第1週(4月29日~5月5日)の週間チャートで、インドネシア、シンガポール、マレーシアで1位!香港やフィリピンでは2位に、タイでは3位を記録するなど、Vluがサービスされている国・地域の大部分で上位圏内にランクインを果たした。


GOODDATA Corporation

「視聴率無用論」が飛び出すビックリ現象

日本ではU-NEXTで配信されたが、韓国では動画配信サービスTVINGのほか、tvNで月・火曜日にテレビ放送されていたものの、主な視聴者層となる10~20代はテレビではなくネット視聴が多かったため、視聴率は伸び悩んだ。

第1話は3.073%(ニールセンコリア調べ/全国視聴率)で始まり、第2話は2.710%。第3話で3.444%と3%台に返り咲き、第7話から4%台に突入したが、第14話までそのまま4%台をキープ。最後に第15話で5.297%、最終話は5.762%だった。

参考までに、同じtvNの月・火曜枠で放送された2024年の大ヒット作「私の夫と結婚して」は、第1話が5.211%、回を重ねるごとに上昇を続け、第10話で10%台に突入し、最終回となる第16話は11.951%を叩き出している。

しかしそれ以上に、原作ウェブ小説との差別化された脚本と演出はもちろん、ビョン・ウソク&キム・ヘユンという2人の主役の素晴らしい演技力でシンドローム級の話題を呼び、大ヒットとなった。2024年5月11日韓国経済の記事では

「放送界の視聴率第一主義に衝撃を与えた事件」
https://v.daum.net/v/20240511201001659)

と報じている。

K-コンテンツのビッグデータを分析して話題性を調査するGOODDATA Corporationによる話題性ランキングでは、放送開始前の4月第1週で6位から始まり、放送開始の4月第2週では「涙の女王」に次ぐ2位にまで上がると、そこから3週連続で3位とは大差をつけて2位をキープ。

「涙の女王」の放送終了と共に5月第1週から第4週までやはり圧倒的な差を維持しながらトップに君臨し続けた。


★視聴率や話題性占有率の比較が一目でわかるこちらの映像もチェック!


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