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脱3日坊主!作曲のモチベを維持する秘策

曲を作れるようになるまで、未完成曲が何百とPCの中に溜まってしまう、という地獄の日々を送ったダサメロンパンです。


せっかく曲作りを始めたのに、学業や仕事が忙しくなって手が止まり作りかけのまま停滞している、ということってありませんか?


一度手が止まると曲を作りたいという想いが消え、DAW画面を開くのも面倒となってしまいなかなか再開できないものですよね。


そこで、今回の記事では、曲作りのモチベを失わずDTMを継続する秘訣を解説します。


これを知れば、気合や根性に頼らず自然に曲作りを継続できるようになります。

ぜひ最後まで読んでみてください。(この記事は7分で読めます。)

作曲のモチベを失わず曲作りを続けられるコツ


結論から述べます。

作曲のモチベを失わずに曲を作れるコツ、
そして、当たり前に毎日曲作りができるコツ、

それは「毎日DAWを開く」ことです。

こう聞くと、
「へ?そんな簡単なことで続けられるなら苦労せんわ!」
と思いませんでしたか?


ひっとしたら、そんなこと、
かったるくてやってられない、と思うかもしれません。


でも、実は、こんな小さなことこそ、習慣化の秘訣です。


「小さく簡単ことから始める」からこそ、続けられるんです。

その理由をこの後、解説します。

挫折続きの日々



僕自身、今までのいろんなことに挫折してきました。


高校時代には、英語の通信講座を親にお願いして申し込みしましたが、半年と続かなかったです。

社会に出てからは、運動不足解消のために高価なランニングシューズを購入しましたが、3日も続きませんでした。

その他、いろんなことを始めては、3日坊主、長くても1ヶ月程度で挫折することが続き、そのたびに自己嫌悪になっていました。

そして、自分は忍耐力がない、努力が足りない、意思が弱いと、自己否定ばかりしていました。


小さなことから始めるから、習慣化できる。


そんな僕が変わったのは数年前のことです。

そのきっかけは、ある本に出会ったことです。

その中で知ったことは、次の2点です。

1、そもそも「継続に能力の有無は関係ない」ということ。

2、そして、「継続ができないのは、やる気やモチベーションがないからではなくアプローチが間違っているから」

ということ。


だから決して自分を「ダメ人間」だと責める必要はない、ということを知りました。

その前提に立った上で、どうしたら人生を変えることができるのか、の答えをこの本は教えてくれました。

            ↓

習慣化超大全ースタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法
著者:BJ・フォッグ(スタンフォード大学行動デザイン研究所創設者兼所長)



この本は、継続の方法を「タイニーハビット」と名付けています。
タイニーハビットとは、直訳すると、小さな習慣、ということです。


何かを習慣的に行うことは、向き不向きも性格も関係なく、ただ正しいアプローチさえ知れば誰でも可能だと教えてくれています。

その上で、継続するための方法を、詳しく教えています。


その内容を簡潔に示すと、

「習慣化の方法は、小さく始めること」

です。


ランニングを例に取るならば、まずランニングという行為を次のような小さな要素に分解します。

<ジョギングの習慣化のステップ>

1日目:シューズを下足棚から出して玄関に置く

2日目:ジョギング用のジャージを準備する

3日目:玄関のドアを開ける

4日目:自宅の周りを1分だけ歩いてみる

5日目:2分だけ歩いてみる

6日目:5分歩いてみる

・・・

上記の通り、ランニング、という行為を、小さな要素に分割します。

最初の日は、外に出ることもなく、シューズを玄関に置くだけ、から始めます。

そして2日目はジョギング用のジャージを準備します。タオルも用意しておくと良いでしょう。

2日目はそこで終了です。

そして3日目、やっと玄関のドアを開けます。

4日目は、自宅の周りを1分だけ歩いてみて終了です。

そして5日目は2分だけ歩く、というふうに徐々に負荷を増やしていきます。

拍子抜けしたかもしれません。でも、これが習慣化の成功の秘訣です。



ポイントは、絶対に挫折しないレベルまでステップを小さくする、ということです。

「もっとやりたいな」ぐらいであえて止めるのが良いようです。


僕自身、最初はこのメソッドを初めて聞いた時は半信半疑でした。シューズだけ出して終了とか、1分だけ歩くとか、バカバカしい、と思いました。


でも、過去ランニングに挫折した経験を思いだし、言われた通り謙虚にやってみようと思って取り組みました。


その結果、2週間後には、毎日30分のウォーキング・ジョギングが日課になっていました。


これが、僕が人生で初めて、気合や根性を使わずに自分の力で狙ったとおりに習慣化ができた初めての経験でした。



この経験をきっかけに、自分に自信を持てるようになり、さらに、家計簿を付けたり、日記を書いたり、早寝早起きができるようになりました。

今では、どんなことでも、自在に習慣化に成功することができます。

物事を3日坊主で終わらすことなく継続できる自分を手に入れました。

思い返すと、そのきっかけは、1日めのジョギングシューズを準備することから始まりました。小さな一歩どころか、人生を変える、”大きな一歩”でした。

「小さく始めれば人生は変わる」

この言葉が、今では自分の座右の銘になっています。


作曲を習慣化する方法



以上の学びをDTMに置き換えたものが

「毎日DAWを開く」ということです。

熱心な人ほど、作曲を頑張ろう、と思って、毎日1時間とか2時間、時間を確保しようと思います。時間さえあれば1日ぶっ通しででもやろう、と思うかもしれません。

しかし、最初のステップが大きすぎると、続けることが難しくなります。

小さく始めるほうが続けられる、だから、まずは、夕ご飯を食べたら、とりあえずパソコンに向かいDAWを開く。

すぐに閉じてもOK。

このことを、まずは1日だけでもやってみてください。1日で来たら、次の日も今日だけと思ってやってみてください。

この方法のメリットは2つです。

<2つのメリット>

1点目:小さく始めるから、時間がなくても、疲れていても、挫折しにくい。


2点目:仮に挫折しても、またDAWを開くところから初めればいいので、再開しやすい。


つまり、始めやすいし、続けやすいし、仮に途中で止まっても再開しやすいなど、良いことづくめです。

早く結果がほしいからと言って、最初から頑張りすぎると、モチベが切れた時に、すぐに挫折してしまいます。


そもそもモチベなど続いた試しがありません

「あの時ダメだったからもう自分はダメだ」と思ってしまうのが世の常。


だからモチベに頼らず、小さく始めるところから取り組んでみることをおすすめします。

まとめ


以上、DTMにおいては、

「毎日DAWを開く」ことが作曲のモチベを失わずに習慣化する秘訣だとお話してきました。

やることを大きくすると、今日は疲れたから、やりたくない。という欲に負けてしまいます。


小さくすることのメリットは、負担が小さいから、始めやすいし、続けやすいから、何度でもやり直せる、ということです。


DAWを開くだけでDTMを継続できるなんて眉唾、と思うかもしれませんが、ぜひ一度、試してみて頂きたいと思います。


まずは習慣化を優先し、継続できるようになる。

そして、徐々にやることを大きくしていく。

この2点を守ることで、あなたはずっと先までたどり着くことできます。

まずは、「毎日DAWを開く」

この言葉を合言葉に、お互い頑張っていきましょう!

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