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結婚式って....

まるで結婚式場のPRポスター?!のような、娘ちゃん♪

春の温かな日差しの中、満開の桜にも見守られつつ、全てが祝福してくれているような、素敵な一日となりました。

なんせこのご時世ですから、ここに至るまで・・・

結婚式にお呼びするのも気が引けて、人数を調整してみたり、やっぱり止めようかどうかと随分悩んだ結果、やっとのことで行われました。

お友達の中には、何度も延期しているご夫婦もいらっしゃるとかで。

こうして無事行われたことが、本当にありがたいことです。

(義理のお母さんがつくって下さったウエルカムボードやうさぎちゃんも、遂に出番がやって参りました!☟)

「小さい時に連れて行ってくれたあのホテルのお庭でね、白無垢でやるんだ!」

確かにあのお庭には、白無垢が合うよねぇ・・・

また、その白無垢の柄が「熨斗(のし)模様」という柄で、こういう意味があるというのです。

熨斗模様は、熨斗を文様化したもので、吉祥文様のひとつです。熨斗(のし)というのは、本来、鮑(アワビ)の肉を薄く長くはいで、筋状に引き伸ばし乾かしたものだと言われています。祝事の進物にも出され、おめでたい席に使われるものとして、吉祥文として着物の柄に使うようになりました。 また、この熨斗模様でよく着物に使われる柄で「束ね熨斗」という文様があります。これは、細長い帯状の熨斗が数本束になっているものです。
その熨斗(のし)を束ねた文様は、ご両家の縁を結び、二度と解けないことから、おめでたいお柄とされています。

また新婦入場の時には、新婦の母が「紅刺しの儀」といって、新婦に口紅をさしてあげました。

別名、「嫁ぎの紅」「紅引きの儀」ともいわれるこの儀式は、花嫁となる娘の唇に、母親が紅筆で口紅を塗ってあげることを指します。 もともと紅、つまり赤色は魔よけや厄除けのために、昔から使用されてきた色です。
母親は嫁ぎ先へ送り出す娘が幸せになるように、その身に一切の災いが降りかからぬように願いながら、紅筆で丁寧に赤色をつけていきます。 また、紅を差す間の静かに流れる時間は、母娘水いらずで過ごせる貴重な時間にもなります。ここまで一生懸命に育ててくれたお母さんに「ありがとう」の気持ちを伝え、結婚前に「娘」として過ごす、最後のひととき。そんな貴重な瞬間をもたらしてくれるのが、この「紅差しの儀」です。 生まれた時から、毎日服を着せ、髪を整えてきてあげた娘に、その最後の“身支度”をする母の姿を表しています。

結婚式の最中は・・・

赤ちゃんの時、溢れ出てくるおっぱいに、溺れかけていた娘の表情や・・

仕事で遅れて帰って来ても、静かに絵本を読みながら待っていた時の姿と・・

スーパーで「見るだけだよ」というと、本当にじっと見ているので、思わずおまけ入りの小さなおもちゃを買ってあげた時の、嬉しそうな表情や・・・

卒園式・入学式のちょっと大きくなって、誇らしげの表情は、もちろん・・

いろいろなところでいじめられても、それを表すことなく「本」が友達となって、一人で越えていた姿や・・・

2011年の大学入学の時に、「日本のために」と率先して帰国してた姿や・・

大泣きしながら、家出をした時のことなどなど・・・

まるで娘の人生のひとコマが、走馬灯のように頭の中で流れていたのです。

そして最後に、母親宛に書いてくれた手紙を読んでくれた時は、もう我慢してした涙が、一気に溢れ出てしまいました。

結婚式って、こういうものだったんですね。

随分前から結婚式をするよりも、二人で仲良く旅行した方がいいんじゃない?!なんて、言ってたのですが・・・びっくりしました。

本当に素敵な結婚式を、ありがとう♪

母はあの時もらった花束を見ているだけで、とても幸せになっております。

拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡